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枝豆×ピルスナー
枝豆とビールは、日本人に慣れ親しんだ定番中の定番といえる組合せですね!
日本で流通するビールの9割以上ともいわれるピルスナーと、おつまみの定番・枝豆の組合せは、なぜここまで我々を魅了するのでしょうか。
味覚には「基本五味」と呼ばれる、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味があり、これらをバランスよく感じたときに、人は「美味しい」と感じるのです。
ピルスナーからは酸味と苦味。
枝豆からは甘味と旨味、塩を振ることで塩味を感じます。
まさに「基本五味」を網羅した組合せ!
ビールと枝豆の組合せが定番となったのも納得ですね。
【代表的な銘柄】
ボヘミアン・ピルスナー:ピルスナーウルケル(Pilsner Urquell)、ベイピルスナー(横浜ベイブルーイング)
ジャーマン・ピルスナー:COEDO 瑠璃-Ruri-、太陽のラガー(宮崎ひでじビール)
でも、枝豆の持つポテンシャルを、ピルスナーとだけ合わせるなんて勿体ないと思いませんか?
茹でて塩を振るだけが、枝豆の美味しい食べ方ではありません!
枝豆をちょいアレンジして、合わせるビアスタイルの幅を広げてみましょう!
きっと、あなたのビアライフがより楽しいものになりますよ!
ガーリック枝豆×アメリカンIPA
油をひいたフライパンに枝豆を殻ごと入れて、ニンニク、鷹の爪と一緒に炒めます。
お好みで、塩コショウや醤油で味付けすれば、殻までしゃぶっていたいほど美味しいおつまみの完成です。
ピルスナーとも相性抜群ですが、ここは気分を変えて“アメリカンIPA”なんていかがでしょうか?
強い苦みが濃い味付けにも負けず、アメリカンホップの香りとニンニクの香りもよく合います。
【代表的な銘柄】
インドの青鬼(ヤッホーブルーイング)、志賀高原ビール IPA
枝豆とマカロニのサラダ×ベルジャン・ホワイト
マカロニサラダやポテトサラダなど、クリーミーなサラダに枝豆を入れるだけで作れます。
枝豆の食感と鮮やかな緑色が加わり、見た目も楽しい一品に仕上がります。
ビールと料理を合わせる基本的な考え方に、「色を合わせる」という方法があります。
麦芽化していない小麦を使ったベルジャン・ホワイトは、白く霞がかった美しい液色と、柑橘系の華やかな香りとスパイシーな香り、爽やかな酸味とやさしい甘味が特長です。
マヨネーズの酸味やクリーミーな料理とよく合いますよ。
【代表的な銘柄】
ヒューガルデン・ホワイト(Hoegaarden)、水曜日のネコ(ヤッホーブルーイング)
蕪蒸し×ヘレス
擦りおろした蕪を、白身魚の上に乗せて蒸します。
出汁の効いた熱々のあんが体を温めてくれる、代表的な蒸し料理です。
出汁の繊細な風味を生かす料理には、へレスをオススメします。
ピルスナーに似た見た目ですが、ピルスナーよりも苦味が抑えられ、モルトの甘味が強調されているのが特徴です。
【代表的な銘柄】
レーベンブロイ(Lowenbrau)、修善寺ヘリテッジヘレス(ベアードブルーイング)
ずんだ餅×ドライスタウト
茹でた枝豆をすり潰して、砂糖と混ぜて、餅に和えるシンプルなスイーツです。
「スイーツとビール?流石にないでしょ!?」
そう感じたあなたは、騙されたと思ってスタウトを試してみてください。
独特な苦みと焙煎由来の香ばしい香り。
スイーツに合わせる飲み物の代表格・コーヒーを合わせているかのような組み合わせです。
【代表的な銘柄】
ドラフトギネス(Guinness)、島国スタウト(ベアードブルーイング)
フードペアリングに絶対はない!あなたの好みを見つけてください!
いかがでしょうか。
試してみたいフードペアリングは見つかりましたか?
フードペアリングには、「これだけが正解」といったものはありません。
あなたが「美味しい」と感じれば、それが正解です。
是非、色々試して、あなただけのビアライフをお楽しみください!