和歌山の酒造大手で、梅酒約45種類を製造販売する中野BC(海南市)は、ボージョレ・ヌーボーのように、今年採れたウメを使用した新酒を楽しむ「梅酒ヌーボー」(720ml 税込1404円ほか/アルコール度数20度)を、2017年12月1日(金)から解禁・新発売します。
全国の量販店や飲食店、酒屋、当社オンラインショップなどで販売します。
目次
ウメの若々しい爽やかな香りを楽しめるよう、白ワインのように冷やして、ワイングラスで飲むのがオススメ
「梅酒ヌーボー」は、「梅の日」にあたる今年6月6日からウメ(和歌山産南高梅)の実の漬け込みを開始、タンクで熟成させる前の“新酒”として出荷します。
今年のウメの出来を楽しめる果実のフレッシュな味わいと、南高梅のフルーティーな香り、さらに熟成前ならではの透明感のある鮮やかな黄金色が特徴です。
ウメの若々しい爽やかな香りを楽しめるよう、白ワインのように冷やして、ワイングラスで飲むのがオススメです。
また、アルコール度数は20度と高めなので、炭酸割りでシャンパンのようにスッキリ飲んでもお楽しみいただけます。
今年の出来は、“程よい酸味”と“芳醇なフルーティーさ”が過去最高のバランスに
今年の梅酒ヌーボーは、“程よい酸味”と“芳醇なフルーティーさ”のバランス”が過去最高の出来になりました。
中野BC社の梅酒造りを指揮する“梅酒杜氏”の山本は、「今年は天災が少なく非常に綺麗なウメが収穫できました。
雨が少なく気温が低かったため、実が若干小ぶり傾向でしたが、ウメの旨味と酸味のエキスがしっかりと凝縮された最高級のウメで仕込みが出来ました。」と仕上がりに自信を見せています。
「梅酒ヌーボー」は、その南高梅の実にぎっしりと蓄積されたエキスを、十分に抽出させています。
紀州南高梅の中でも大粒の実のみ使用した“本格梅酒”
「梅酒ヌーボー」は、原材料にウメ(南高梅)と、醸造アルコール、砂糖のみで仕込む“本格梅酒”です。酸味料や着色料、香料を一切使用しない無添加にこだわっています。
収穫したばかりの南高梅のすっきりとした酸味、フルーティーな香りの双方を存分にお楽しみいただけます。
また、中野BC社が梅酒に使うウメは、南高梅のなかでも、2Lサイズ(約4cm)以上の粒が大きいものを使用しています。
ウメの味わいを深くし、見た目を鮮やかに仕上げるため、傷のついたウメをより分け良質のものを、一粒一粒選別しています。
梅酒杜氏らが6月から仕込み、11月末に“熟成前の新酒”として蔵出し
今年の梅酒ヌーボーの仕込みは「梅の日」※1にあたる、6月6日から開始しました。
中野BC社の梅酒作りは、和歌山の契約農家などから届いた、朝に手摘みしたばかりの南高梅を、水洗いとアク抜きをし、その日のうちに仕込みます。
ウメの実は腐りやすく、鮮度の良いもので仕込む必要があるからです。
※1 後奈良天皇のウメにまつわる故事に由来、日本記念日協会認定
仕込むのは、当社で梅酒造りを統括する“梅酒杜氏”、山本佳昭(よしあき)を先頭に職人9人で、梅酒蔵にある高さ4.2メートル・直径2.6メートルの琺瑯(ほうろう)製の熟成タンクに、実を漬け込みます。
タンク一基あたり約20万粒のウメの実を使用しています。
今年11月末に、漬け込んだウメを全てタンクからかき出し、分けた梅酒をそのまま瓶詰めし、“熟成前の新酒”として蔵出ししました。
“新酒”と“4年熟成のヴィンテージ梅酒”をセットで販売
「梅酒ヌーボー」は720ml瓶(税込1404円)、1.8L瓶(同2160円)に加えて、スタイリッシュなデザインで飲み切りサイズの200ml瓶も用意します。
同飲み切りサイズは、2013年6月に仕込んだ4年熟成の「ヴィンテージ梅酒」(200ml)と合わせて、贈答用におすすめの「梅酒プレミアムセット 刻(とき)」(同2160円)として販売します。
長期熟成により、芳醇な香りでどっしり丸みのある味わいに仕上がった古酒(画像右)と、若々しいウメの香りのする、酸味の効いた新酒(画像左)との飲み比べを楽しめます。
商品概要
商品名/アルコール分 | 「中野梅酒 NOUVEAU 2017」/20% |
発売地域 | 全国 |
発売日 | 2017年12月1日(金) ※ご注文は2018年3月末まで |
価格 | 720ml(瓶)1,404円 1.8L(瓶)2,160円 |
原材料 | ウメ(和歌山産南高梅)、砂糖、醸造アルコール |
賞味期限 | 12ヶ月 ※おいしく召し上がりいただける目安期間 |
ラベルデザイン | 大粒で希少価値の高い2017年の青梅を、ゴールドとグリーンの円で表現し、ウメの花の華やかな香りをピンクで表しました。 |