リカー・イノベーション株式会社は、埼玉県・石井酒造との共同開発商品「酒くらい甘くたっていいじゃない 世知辛い世の中だもの 冬」(以下「世知辛」)を、リカー・イノベーションが運営する、100種類の日本酒が時間無制限で飲み比べし放題の日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」に、2017年12月26日(火)より導入します。
対象店舗は「KURAND SAKE MARKET」全店(池袋・上野・渋谷・新宿・大宮・船橋・新橋・横浜 ※横浜店は12/29オープン予定)です。
目次
甘口のテイストをとことん追求!”甘くてもうまい酒”シリーズのファイナル
「世知辛」は、蔵元の「辛口ばかりが酒じゃない。淡麗ばかりが良酒じゃない。甘口でもうまい酒があるんだ!」という、甘口の日本酒に対するひとつの思いから生まれた日本酒「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ」シリーズのファイナルとなる日本酒です。
日本酒は、日本酒度や酸度と言った数値から、ある程度甘辛濃淡の味わいを想定することができます。
しかし、日本酒は飲む温度帯、食べ合わせる料理、個人の感じ方で味わいがガラリと変わるお酒です。
「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ」は、そんな表記された数値だけでは表現できない、日本酒の味の奥深さを伝えるべく開発したシリーズ商品です。
「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ」は2016年8月より提供を開始しました。
1年間の提供の中で、多くの方にコンセプトに共感を得てご愛飲いただくとともに、多くのご意見をちょうだいし、2017年8月には、甘さを1/2にした「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ ごめん、ちょっと言い過ぎた!だから今年は甘さ1/2」を提供しました。
「世知辛」はそこから更に甘口テイストを追求した、ただ甘いだけではない、”甘くてもうまい酒”シリーズのファイナルといえる商品です。
また、ラベルも日本酒を楽しむひとつの要素であることを知っていただくため、春夏秋冬で季節に合わせたラベルに変更し提供していく予定です。(※今回は「冬」バージョンです。)
人生のように甘みと苦みが交錯する一本
「世知辛」は、お米、水、人全てをオール埼玉県にこだわって造った純米酒です。
甘口というとあとに残る甘さをイメージする方も多いかもしれませんが、「世知辛」はすっきりと飲みやすい、今までの甘口のイメージを覆す甘口酒です。
また、飲んだ後にほんのりと残る苦みを感じられます。
まるで人生のように甘みと苦みが交錯する一本です。
「世知辛」の一風変わったネーミングは、この世知辛い世の中でも「酒ぐらい甘くたっていいじゃない」という心の叫びを表現しました。
「世知辛」を飲んで甘口のお酒の魅力を発見していただくとともに、古より人を癒すために造られ愛されてきたお酒を、今まで以上に楽しんでいただけることを期待しています。
石井酒造と蔵元からのコメント
1840年(天保11年)創業の石井酒造。
8代目当主・石井誠氏は、常識にとらわれず、日本酒の新しい付加価値を日々模索し続けるため、「挑戦し続けること」をモットーにする蔵元です。
「発酵は人が微生物をきちんと管理してこその発酵である」を信念に掲げ、呑み手が「”豊か”で”明るく”」なるよう願いを込め、日本酒を醸します。
石井酒造蔵元・石井 誠氏
「甘口のお酒ください!」。
今まであまりいただけなかったこんなお声を、「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ」シリーズ提供後から、あちこちで聞くようになりとてもうれしく思っております。
世の中には数多の酒があり、甘いお酒もあれば辛いお酒もある。
苦いお酒もあれば酸っぱいお酒もある。
つまり、「お酒は自由!」なんです。昨今はとても世知辛い世の中です。
そんななか、酒ぐらい自由に楽しんでもいいじゃない。
あれこれしがらみの中で飲む酒より、自由に楽しく飲む酒が一番おいしいはずです!
何も考えず、思うがままにこのお酒を感じてもらえたら幸いです。どうぞご賞味ください。
商品概要
商品名/アルコール分 | 「酒くらい甘くたっていいじゃない 世知辛い世の中だもの 冬」/16% |
原料米 | 埼玉県幸手産 「彩のかがやき」100%使用 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | -13 |
酸度 | 2.3 |
アミノ酸度 | 0.8 |