香港を代表するクラフトビール醸造所のひとつ「ヤングマスター(Young Master Brewery)」。
日本ではなかなか飲める機会がないので、滞在中はヤングマスターのビールをよく購入していました。
一部のバーではタップから注がれたヤングマスターのビールも飲めますが、スーパー等で購入するのがやはり気軽です。コンビニではあまり見かけないため、飲みたいときはスーパーで探してみましょう。
ピルスナーやペールエール、スタウトなどクラフトビールでは定番ともいえる味わいだけでなく、
塩ライムやゆず、ジャスミンや蘭などを加えて熟成させたものなど、こだわりのフレーバーを展開しています。
お店によって取り扱いのあるフレーバーはまちまちなので、もしかしたら一期一会になってしまう、かも。
ちょっと変わったエールビールとして、日本に帰国する前の晩に選んだのは
「ANOTHER ONE(再来)という」ビールでした。
目次
ANOTHER ONE(再来)
名前だけではどのような味か、いまいち想像できないネーミングです。
「セッションエール」と名前があるので、基本はエールビール。
そこに、ヤングマスターならではのこだわりがプラスされています。
アルコール度数は3.3%と、ビールにしては低め。
食事と合わせたり、暑いときに飲んだりするのにちょうどよい度数です。
黄金色ながら透明感があるビールです。
飲んでみると、ビールとしての苦味や旨みよりも、白ブドウのような香りとフルーティーさのある味わいに驚き。
ラベルのカラーどおりさわやかな飲み心地です。
一年をとおして湿気や気温が高い香港の気候にも合いそう。
飲食店で男女が火鍋らしきものを囲みながら、リラックスして楽しく過ごすイラストのラベルもかわいいですよね。
火鍋のような辛くて旨みのある料理にも合いそうな味わいでした。
ビールの苦みや後味が苦手な人にもおすすめしたいです。
「再来」
再来という名前ですが、日本語的には「また来る」と読めそうだったので、また香港に来れますように…と願掛けで選んでみました。
また香港に来て、香港のおいしいお酒を飲めますように。
日本に戻る前の良い思い出に残った味です。
ちなみに中国語で、再来一个は「おかわり」「もうひとつください」「アンコール」なんて意味でも使われているそう。
もう一杯欲しくなる…まだ飲みたい…これはこれで、お酒が好きな人にはぴったりなネーミングではないでしょうか。
一期一会とはいわず、また香港で飲みたい、と思えるでしょう。