ベルギー生まれのビールといえば、日本でもよく見かけるヒューガルデンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
(実は日本に出回っているヒューガルデンの大半が韓国で生産されたものですが…)
ベルギーのスーパーを訪れてみると、ヒューガルデン以外にも有名メーカーがたくさんあることが分かります。ずらりと並ぶベルギーのビールは圧巻でした。
ビール好きなら都心部や駅構内の小さなスーパーではなく、大きめで品ぞろえ豊富なスーパーにも足を運んでみてください!
さて、今回はベルギー滞在中に出会ったビールの中から、スーパーで気軽に購入できる値段やメーカーのものを紹介します。
目次
OMER
大きなディスカウントスーパーでさらに値引きされていた「OMER」のトラディショナル・ブロンドビール。黒をベースとしたボトルデザインです。
リッチでたっぷりな泡と透き通ったブロンド色。味わいはゴールデンエール系ですが、さわやかさよりもしっかり感が先立つ印象です。
どんな料理にあわせてもビールの味が負けることなく、飲み応えや旨み、苦味がしっかりとしていました。
もちろん手作りのオートミールチョコレートスコーンにもよく合うのです。
ただ、アルコール度数は8.0%とかなり強めなのでご注意を。その分飲み応えはがっつりです。チーズやクラッカーなどにも合わせてみたい。
OMERは5世代、130年以上にわたってビールづくりを続ける伝統的な醸造所。上面発酵でこだわりを持って今も醸造されています。
公式サイトにはOMERとよく合う料理のレシピも載っているので、気になる方はぜひ。個人的にムール貝にOMERをたっぷり注いだ料理が気になります。
MAES
ビールにレモン果汁(レモネード)を入れ、度数低めに仕上げたラードラ―ビール。
ドイツ名物だと思っていましたが、ベルギーのメーカー「MAES」もラードラ―ビールを出していました。
ピルスナータイプのビールに、レモン果汁とオレンジ・ライム果汁を加えたもの。
オレンジっぽさや茶色っぽさはなく、レモンのような黄色です。
レモン風味ではなくしっかりフルーツ果汁が入っているので、さっぱりフルーティー!
アルコール度数はわずか2%で、ほんのり苦味を感じる程度のさわやかな飲み応えでした。
お肉やフライなどの相棒にもしたいですね。
食傷気味だったので、サラダとハムとチーズ、にんじんとじゃがいもの蒸し野菜。キウイをデザートにして味わいました。
かなりリーズナブルでシンプルで手軽な食卓も、ベルギーのビールがあるだけで特別感アップ!?
マスタードをからめて食べるじゃがいもやにんじんも、ラードラ―ビールでかろやかに味わうことができました。
いろんなベルギービールを飲んでみよう!
今回ご紹介したのはベルギーでも有名なメーカーのビールなので、日本のお店やネットショッピングでもお目にかかることがあるかもしれませんね。
その際にはぜひ味わってみてください!