お酒好きにとって、ビールを美味しく味わうための準備は大切です。ビールの温度、合わせるおつまみなど、準備万端で晩酌タイムを迎えたいものですよね。
なかでも、使用するグラスによって味わいは大きく変わるのもの。
そこで今回は、お酒との相性抜群「うすはり」について詳しく紹介します。
ビールの美味しさが倍増しますので、ぜひご覧ください!
目次
松徳硝子「うすはり」とは
松徳硝子の「うすはり」は、職人が手作業で作り上げる極薄のグラスです。
手間を惜しまず丹精を込めて作業が行われ、日々、繊細なグラスが生み出されています。
松徳硝子は大正11年(1922年)に創業され、日本酒用グラスやワイングラスなど、幅広く硝子製品を世に送り出している会社です。
その中でも「うすはり」はレストランやバーでも使用されている人気の商品。プロがセレクトするグラスはレベルが高い証拠といえるでしょう。
使い心地だけでなく、デザイン性においてもファンが多く、海外からも注目されています。
ビールにうすはりが合う理由
うすはりがビールの味わいを引き立てる理由は、その薄さです。
約0.9mmという幅は、グラスが唇に触れた感覚が少なく、ダイレクトにビールを味わえます。
繊細な口当たりは、ビールのふんわりとした泡や、口に含んだときの爽快感をより高めてくれるのです。
また、ビールの冷たさが保たれやすい点も、特長のひとつでしょう。
厚みがあるグラスの場合、グラスが冷えていないと、ビールの温度が上がってしまう可能性があります。
その点、うすはりは、グラスの持つ熱による温度変化が少ないため、ビールを飲みたい温度で楽しめるのです。
うすはりのお手入れ方法
うすはりは、繊細な作りのため、お手入れは少し気をつけましょう。
厚みがないので、食洗機の使用は避け、基本は手洗いになります。
他の食器となるべく触れないよう、中性洗剤と柔らかいスポンジを使用してやさしく洗ってください。
研磨剤入りのスポンジやクレンザーを使用するとグラスに傷が付き、破損の原因になるので注意が必要です。
洗った後は、柔らかい布やキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
保管する際は、食器との間隔をとり、ぶつからないように配置しましょう。
うすはりに合うビール
うすはりはビールごとの魅力を最大限に引き出します。
ラガー
ラガービールは、さわやかさとキレのある味わいが特徴です。うすはりを使うことで、ラガーの爽快感が一層際立ちます。
「キリン一番搾り」や「アサヒスーパードライ」などの日本のラガービールは、うすはりとの相性が抜群です。
エール
フルーティーな香りと、豊かな味わいが印象的なエールビール。
繊細なうすはりを使用することで、エールの香りがしっかりと引き立ち、ビールの味わいもより深く感じられるでしょう。
ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」や、クラフトビールの代表格である「ブルームーン」で試してみてください。
スタウト
スタウトビールは、色が濃く、濃厚でコクのある味わいが魅力です。
うすはりの薄い口当たりにより、スタウトの重厚感がより押し出されます。
人気の「ギネス」や、常陸野ネストビール「エスプレッソスタウト」は、繊細なうすはりで飲むことで、奥深い味わいを堪能できるでしょう。
うすはりはビールの美味しさをグレードアップさせるグラス!
うすはりはビールの味わいをより上質にする、素晴らしいアイテムです。
その薄さと繊細さが、香りや味わいを最大限に引き出し、ビールを飲む時間を特別なものにしてくれます。
うすはりを使用して、いつものビールをさらに美味しく飲んでみませんか?