日本を出て香港を訪れたのなら、その土地でしか味わえないものを食べたい。
お酒に関しても同様に、メイド・イン・香港を探してしまう。
日本ではなかなか出会えないようなお酒との出会いを楽しめる香港ですが、
せっかくなら香港のクラフトビールを飲んでみましょう!
目次
地元クラフトビール「YOUNG MASTER(少爺)」
香港のクラフトビールの中でもよく見かけるのが「YOUNG MASTER(少爺)」。
ズボンのグラフィックと、オールド・香港と新しさが入り混じったノスタルジックなラベルが特徴です。
コンビニや一般的なスーパーでは見かけませんでしたが、輸入品を取り扱うような高級志向のスーパーではよく見かけます。
一部のバーではサーバーから注いで提供していることも。
おしゃれで香港の雰囲気を感じられるパッケージはお土産にもよさそうです。
地元メーカーですが、なじみのあるペールエールやIPA、ラガーだけでなく、独自性のあるビールの生産にも積極的に取り組んでいます。
せっかくなら、香港にしかなさそうな味わいを!と選んだのは
「CHAN CHAAN TENG SOUR」です。
「CHAN CHAAN TENG SOUR(ソルティ・ライムビール)」
SOURとあったので日本でいうサワーか?と思って手に取ったのですが、ビールでした。
(「酸っぱい」という味わいを示しているようです)
ビールではあるものの、そこに酸っぱさや爽やかさの要素を加えたもの。
塩漬けしたライムを加え、爽やかさを演出しています。
ビールにライム、というとコロナビールを思い浮かべますね。
塩漬けとありましたが、しょっぱさはあまり感じません。
ほどよく酸っぱさがあり、ビールとしての苦味もほどよく感じられます。
苦味やコクがほどよくなった分、軽やかに飲むことができました。
香港のうだるような暑さ、湿気のなかで冷やしたものを飲めば、そういったものを一瞬忘れられそうな味わいでした。
アテがなくても、このビール単体で楽しい時間が過ごせそうです。
せっかくなのでアテを用意。こちらもメイド・イン・香港のポークジャーキーです。
(猪、とありますが香港では豚という意味です)
はちみつフレーバーなのでペッパーや辛味はほとんど感じませんが、苦味が弱めのこのビールとの相性はよかったです。
ちなみに、クラフトビールなので値段は高め。輸入ビールの2~3倍の値段でした。
とはいえ、日本ではなかなか出会えないような独自性とラベルのおしゃれさ、味わいは飲んでみる価値アリだと思います。日本の香港料理店にも置いてあったら…と思うさわやかさでした。
ラベルも香港の料理店をイメージしたようなイラストでした。