ワインスクールの多くは講座内容の復習として、その日の授業を復習出来る別紙が渡されます。
必須の暗記項目をもう一度改めて見直すことが出来ます。
目次
それぞれの勉強法、それぞれの暗記法で、コツコツと
講座ごとに少しずつ暗記を始めるのは当然ですが、まずは体系的に全体像を学んでから、その後追い込みで暗記を突き詰めていく勉強法が、個人的には向いています。
とはいえ、それぞれの勉強法がありますので、最初からひたすらに暗記暗記と勉強する人もいらっしゃいます。
ノートをしっかり作る人もいれば、自作の暗記用紙を作ってる人もいます。
教本に対して、書き込みやマーキングをたくさんする人がいれば、その逆でいつまでもまっさらなままの教本を使ってる人もいます。
本当に人それぞれ違っていて面白い。
今後「J.S.A. ワインエキスパート・ソムリエ資格」を受験する方は、自身の得意な暗記法を用意しておくのが、一次試験通過の近道の一つかと思います。
酒類飲料概論、フランスは、多くのスクールで前半の講座に置かれ、比重も高く設定
初日のワインスクールが終わり、自らの実力のなさに落ち込んでる間もなく次々と講座が進んでいきます。
ワインスクールごとに講座のテーマ順やボリュームが変わっていたりしますが、酒類飲料概論、フランスは、多くのスクールで前半の講座に置かれ、比重も高く設定されております。
それもそのはず、2016年までの「J.S.A. ワインエキスパート・ソムリエ資格」一次試験出題率を見ると、酒類飲料概論、フランスの問題が上位2つを占めています。
逆を言えば、この2テーマを早いうちにきっちり勉強しておけば、ある程度の点数を取れるということでもあります。
と分かれば、あとは暗記するのみ。
しかし、酒類飲料概論はまだしも、フランスに関しては範囲も広ければ、もともとの知識も少なく、覚えるのに一苦労。いや、二苦労、三苦労…。
前半の難関フランス
Bordeaux(ボルドー地方)はAOC、Bourgogne & Beaujolais(ブルゴーニュ地方&ボージョレ地区)はGrand CruにAOC。
Champagne(シャンパーニュ地方)、Alsace-Lorraine(アルザス・ロレーヌ地方)、Val de Loire(ロワール渓谷地方)、Jura-Savoie(ジュラ・サヴォワ地方)、Côtes du Rhône(コート デュ ローヌ地方)、Provence-Corse(プロヴァンス地方・コルシカ島)、Languedoc-Roussillon(ラングドック・ルーシヨン地方)、Sud-Ouest(南西地方)と膨大な暗記量。
発音や読み方も馴染みがなく、暗記し辛くて余計大変。
フランスに縁がある人は、そこまで暗記で苦労しないのかも。生まれ変わったらフランス人になりたい。
冗談はさておき、ここで挫折してしまう人がいるというのも納得である。
正直何度挫折しかけたことか。
いくら受験を止めたくなっても、あとには引けない状況に自らを追い込んだしまったので、泣いても笑っても暗記するだけである。
悩むくらいなら覚える。ただひたすら暗記。
やはり私はドMなのかもしれない。
と性癖を軽くカミングアウトしたところで、酒類飲料概論、そしてフランスまでの範囲が終わりを告げるのであった。