お酒が飲める年齢になったころ、姉とよく仕事帰りに飲みに行きました。
そのころの私には日本酒やウイスキーはまだ”大人のお酒”のイメージがあり、
いつも飲んでいたのはサワーかカクテル。
なかでもお気に入りだったのは「ジン」を使ったカクテルで、少し甘いカクテルは特に大好きでした。
先日、クラフトジンの紹介をしているテレビ番組を見ました。
生産者のこだわりの違いで味に様々な特徴があるクラフトジン。
とても魅力的なお酒ですよね。
今日はクラフトジンを紹介します。
目次
「ジン」と「クラフトジン」のちがい
「ジン」はスピリッツのひとつで蒸留酒です。
ジンに必要不可欠な「ジュニパーベリー(ボタニカル※)」には解熱作用などがあるため、元々は薬用酒としてオランダで誕生しました。
原料には大麦・じゃがいも・ライ麦などが使われています。
※ボタニカル=植物素材のこと
「クラフトジン」に確実な定義はありません。
比較的小さな規模の蒸留所で生産者の強いこだわりあるジンをいいます。
クラフトジンの選びかたは?
産地で選ぶ
お酒は土地の特徴が反映された味になることが多いです。
日本人が飲みやすく感じる味に仕上がっている日本産を選ぶのもいいですね。
素材で選ぶ
クラフトジンは様々な素材の組み合わせが可能で、その組み合わせによって強い個性が生まれます。
ジンジャーを使用しているものはスパイシー感があり、レモンピールのようにフルーツの皮を使用しているものは爽やかさを感じます。
ラベルで選ぶ
どのお酒選びにも共通しますが、ラベルやボトルの第一印象で決めるのもおすすめです。
蒸留酒には賞味期限がなく、常温での保管が可能なのでお気に入りのボトルなどお洒落に飾っておけます。
国産と海外のおすすめのクラフトジン
【李の美(きのび)KINOBI】京都ドライジン
アルコール度数 45%
原材料 ライススピリッツ・ボタニカル由来フレーバー成分
ボタニカルには玉露・柚子・檜・山椒などを使用しているため、日本ならではの「和」を感じられるクラフトジンです。
【ボンベイサファイア】
アルコール度数 47%
原産国 イギリス(イングランド)
ジュニパーベリーのほか4~5種類のボタニカルを使用しています。
さらに世界中から集めた10種類のボタニカルも使用。
クラフトジンのおすすめの飲みかた
【ジントニック】
ジンのカクテルのなかで定番のジントニック。
ジンとトニックウォーター、カットライムで作る柑橘系で爽やかなカクテルです。
スッキリしていて、ほのかにライムの甘みも感じられ、飲みやすくおすすめです。
【ロック】
グラスに氷とジンを入れて飲みます。
ロックだと割らない分度数が高くなりますが、少しずつ溶けてくる氷で飲みやすくなり、クラフトジン本来の味を味わえます。
最近はドラッグストアやコンビニでもカクテルの缶を売っています。
気軽に飲めるようになり、買うつもりではなかったのについ買ってしまう事がよくあります。
ジン系のカクテルはさっぱりしていて飲みやすいので、カクテル初心者の方にもおすすめです!