和食に合わせる酎ハイなら絶対お茶系だと思い、試してみたサントリーの「こだわり酒場お茶サワー」。お馴染みのウーロンハイと違うのか、ほんとにお茶の味がするのか実証してみました。
目次
日本ならではのお茶の酎ハイ
サントリーの酎ハイなだけに、同じメーカーの緑茶「京都福寿園伊右衛門」の茶葉が使われています。京都福寿園茶葉の玉露焼酎と玉露浸漬酒がベースのお酒。原材料を見てみると、緑茶、スピリッツ(国内製造)、玉露焼酎、食物繊維、炭酸、香料…とあります。緑茶の茶葉が「京都福寿園伊右衛門」のものということのようです。玉露浸漬酒というのは、抹茶と玉露の浸漬酒を使用しているそうです。ほのかに抹茶の風味がするのはこのためです。
京都福寿園とは
「京都福寿園」とは寛政二年(1790年)に、福井伊右衛門によって 京都に創業された茶舗のこと。お茶を広く一般に広めたパイオニア。2004年にサントリーとペットボトルの本格緑茶「伊右衛門」を共同開発したそうです。茶匠による綿密な目利きの下、「伊右衛門」にふさわしい茶葉が選別されています。
爽やかなお茶が香る辛口ドリンク
開封した瞬間から緑茶と抹茶の香りが漂います。色も薄めの緑茶のよう。微炭酸が長く続いていました。飲むと緑茶のほろ苦さが満点。さっぱりきりっとした食感です。フルーティーな酎ハイが好きではない方にぴったり。無糖なので糖質制限をしている人やダイエット中の方にもおすすめ。アルコール度は5%でちょっと高めです。
料理にぴったりなのが特徴
アペリティフやそれだけで飲むのに最適なフルーツ系の甘い酎ハイと違い、この酎ハイは、料理のお供に最適な食中酒。中でも和食には絶対合います。私はハマチとサーモンたっぷりの海鮮丼と合わせましたが、まさにぴったり。魚の脂っぽさをすっきり流すような後口です。公式サイトによると、ほどよい微炭酸が脂っぽさを流すそう。またお茶の香りと旨味が料理を引き立てる作用も。一緒に食べる料理として、刺身や寿司、焼き魚、おでんなどがおすすめされています。