ここで数年エッセイを書かせてもらっている恩恵として、これまでにもキリングループから色々お送り頂いているが、今回は4月30日にキリンビール㈱より新発売となった「キリン 氷結® マンゴースパークリング」お送りいただいた。
この季節にピッタリだと思える商品の味に期待を膨らませつつ、商品の概要にも触れながら、味わっていきたい。
(説明の一部について、リリース資料より引用)
目次
【市場の背景と氷結ブランド】
RTD(Ready to Drinkの略。栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料) 2026 年10 月の酒税改正まで現行の税率が維持されることを背景に、中長期的に伸長傾向にあり、注目が集まっている。
こうした市場背景やRTD ユーザーが求める「スッキリおいしい」「爽快感」「飲み飽きない」というニーズに対して、「氷結®」ブランドは、強みである雑味のないクリアな味わいが多くの顧客に支持され、売上も好調に推移しているようだ。
そんな「氷結®」ブランドから、夏の先取り感を味わえるマンゴーのジューシーなおいしさが楽しめる限定フレーバーが発売された。これは、お客様からのRTD への期待の一つである「さまざまなフレーバーが楽しめる」という声に応えた商品と言えるだろう。
それでは、早速味わっていこう。
【1本目】「キリン 氷結® マンゴースパークリング」
まず目をひくのがパッケージだ。マンゴーの果実イラストが大きく描かれているので、飲まずとも「ジューシーなんだろうな」と思わせるデザインになっている。また、これまでの氷結®と比較して、青の色味が異なっているのもポイントだ。淡いスカイブルーになっているのは、初夏という季節感を考えてのことだろう。
注いでみる。
上の写真を見て、「筆者は突然どうしたんだ? 升で日本酒を飲むようなタイプの人間なのに、急にオシャレに飲むことに目覚めたのか? それともハートマーク欲しさの”映え”意識か?」と気になった方も多いだろう。
実は今回、“おしゃれカクテル風”「キリン氷結® 南国気分セット」ということで、グラスやカラーストロー、紙製のミニパラソルなどを同梱したもらったのだ。が、筆者のセンスが致命的に欠けているため、無理をして撮っている感が透けて見える。
正しくはこういうイメージだ(公式画像より引用)。背景画像は仕方ないとして、なぜこんなに印象が違うのか? 少しずつ、人気の出そうな写真の撮り方を学んでいきたい。
さて、実際に飲んでみる。
開けて、グラスに注いだ瞬間から広がる完熟マンゴーの芳醇な香りが印象的で、「はじけるよう」と宣伝したくなるほどの強さがある。一方で、匂いに雑味はなく、クリアで爽やか。透明な液体なのと香りのギャップを楽しめる。
一口飲んでみると、マンゴーの濃厚な甘みをかなりしっかりと感じられる。この甘みは、他の氷結®のフレーバーよりもかなり特徴的だ。しかし、氷結®シリーズ特有のスッキリとした飲み口で、炭酸の爽快感が心地よく、後味も軽やかだ。アルコール度数は4%と低めながら、炭酸の強さが満足感を補う。食事にも合うし、味が濃いめなのでデザート感覚で単体でも楽しめる一杯になっている。
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とても良い商品をお送りいただき、GWが華やかになった。今年の初夏を彩るチューハイとして、他の氷結®とも飲み比べしながら楽しんでいきたい。