日本酒のラベルの中でもひときわ目をひく、毛むくじゃらのイラスト。
くりっとした目元と黒々とした姿形がなんだか気になる!という方も多いのではないでしょうか?
インパクトのあるこのお酒は、新潟を代表する酒蔵「青木酒造」の日本酒です。
今回わたしが味わった「雪男 純米酒 愛山」は2023年、新潟県内限定で発売された貴重な1本。
黒いキャラクターのナゾと飲んだ感想をまとめてご紹介します!
目次
青木酒造とは?
新潟県の中央部、南魚沼市で1717年に創業した青木酒造。
これまで300年以上にわたり、日本酒ファンに愛される商品を造り続けてきました。
青木酒造の日本酒はスッキリとしながらも、米の旨みを残したコクのある味わいが特徴です。人気シリーズ「鶴齢」は飲み飽きない美味しさから食中酒としてもおすすめ。
新潟ならではのキレのある日本酒が揃う酒蔵です。
日本酒「雪男」とは?
蔵元の先祖である随筆家、鈴木牧之が雪深い南魚沼の暮らしを紹介してベストセラーとなったのが書物「北越雪譜」でした。
文中の「異獣」という章に”山中に現れ、旅人の握り飯をもらいお礼に荷物を担ぎ、道案内をする毛むくじゃらの異獣”というエピソードがあります。
この一場面をイメージして造られたお酒が「雪男」です。
文章を見ると、ちょっと怖いイメージもありますが、ラベルはだいぶ親しみやすいキャラクターで描かれていますね。
定番商品の「雪男 純米酒」はシャープさが際立つ、キリっとした辛口。「雪男 本醸造」は軟水仕込みを生かしたスッキリタイプで、熱燗にもおすすめの日本酒です。
新潟県限定販売「雪男 純米酒 愛山」
新潟限定バージョンの雪男は金色を使ったゴージャス感あふれるラベルです。雪男のイラストもいつもより力強く見えます。
原料米は愛山100%を使用。華やかな香りとワインのようなフレッシュな口当たりが印象的です。酸味と旨みのバランスも素晴らしく、低アルコールなのも普段の食中酒として使いやすいですね。家に常備しておきたい1本です!
今日のおつまみ「鳥豆腐」と「焼きレンコン」
銀座の老舗居酒屋、三州屋の「鳥豆腐」をイメージして作りました。
鶏ガラスープに醤油、塩を加え、ひとくち大に切った鶏もも肉を1時間程弱火で煮込みます。最後に豆腐、お好きな青菜を入れ、味を整えたら完成です。
寒い冬、冷酒と温かいおつまみはなによりのごちそうですよね。
スープも美味しいので、飲んだ後のシメとして用意するのもおすすめです。
レンコンは油を引いたフライパンでグリルして最後にお醤油をひとまわし。
雪男のほんのりとした甘みと香ばしい醤油味は相性抜群です。
これだけで四合瓶が消えてしまいそうな予感も。
飲み過ぎ注意のキケンなおつまみです!
「雪男グッズ」で日本酒を身近に
味わいだけでなく、そのビジュアルも人気の「雪男」シリーズ。
そのかわいらしさから、若い女性も手にとりやすいのではないでしょうか?
グッズを通して、多くの方に「雪男」の良さが広まるのも素敵ですね。