「もっと気軽に日本酒を楽しみたい」――そんな願いを、手に取りやすい価格と個性豊かな味わいで叶えてくれるのが、ドン・キホーテ&系列店のオリジナル日本酒です。
今回は、広報の方に協力いただき、新潟、京都・伏見、兵庫・灘の名門蔵元と手を組んだ限定商品の中から、注目の3本をピックアップ。実際に試飲したレビューとともに、その魅力をお届けします。
目次
白瀧酒造 上善如水 純米
飲みやすい日本酒として人気の「上善如水」の純米酒バージョンです。
ドンキでは定番やオリジナル商品のほか、キウイ酵母のものや生酛にごり、ロックで楽しむものなど、時期によって様々な「上善如水」が販売されています。
【商品情報】
容量:720ml
販売店:ドン・キホーテ、ユニー各店舗
価格:1,209 円(税込)
アルコール度数:13度以上14度未満
【広報コメント】
新潟の地酒でも人気銘柄の「上善如水」を、オリジナル商品としてPPIHグループ限定(ドンキ・ ユニー)で販売。ほどよい香りと味わいのバランスがとれた純米酒です。
●味わいの感想
精米歩合70%の本品は、定番である「上善如水 純米吟醸(精米歩合55%)」よりも、米の旨味や酸味をしっかりと感じられます。定番商品と同様に、冷やしてスルスルと飲め、シンプルな料理から脂っこい料理まで合わせやすい味わいです。
温度が上がると米の個性がより引き立つため、純米酒好きな方なら冷酒だけではなく、常温やぬる燗まで幅広く楽しめそうです。純米酒好きな筆者としては、定番商品よりもリピートしたくなる1本でした。
黄桜 京洛 純米大吟醸
京都・伏見の酒造メーカー「黄桜」と共同開発した純米大吟醸です。
【商品情報】
容量:720ml
販売店:ドン・キホーテ、ユニー各店舗
価格:989円(税込)
アルコール度数:15度
【広報コメント】
純米大吟醸酒で低価格を実現。純米大吟醸ならではの華やかな香りと低温熟成によって生まれる爽やかで奥深い味わいです。
●味わいの感想
米を50%まで磨いた純米大吟醸が、この価格で手に入るのは驚きです。ほんのりと感じる米の甘やかさは黄桜らしい味わい。香りや口当たりは軽やかで、素材の味を生かした料理や、あっさりとした料理と好相性です。一方で、濃い味付けや脂っこい料理には負けてしまうかもしれません。初心者でも飲みやすく、ラベルも雰囲気があるため、海外の方へのお土産にもぴったりです。
情熱価格 菊正宗 しぼりたて生貯蔵酒パック
兵庫・灘の菊正宗と共同開発したドンキオリジナル商品。菊正宗の人気商品「ギンパック」に似た造りながら、異なる酵母を使用しており、飲み比べも楽しめます。
【商品情報】
容量:1800ml
販売店:ドン・キホーテ
価格:989円(税込)
アルコール度数:13度
【広報コメント】
しぼりたてを約5度で低温貯蔵し充填時のみ1回加熱処理する生貯蔵酒なので、新酒のようなフレッシュ感が楽しめるお酒です。
●味わいの感想
アルコール度数も13%と低めで、「ギンパック」よりもやや辛口。飲みやすさと爽やかな香りが魅力です。安価なパック酒にありがちなクセがなく、バナナのような穏やかな香りが心地よく広がります。主張しすぎず、料理を選ばないバランスの良さ。コストパフォーマンスも抜群で、まさに“情熱価格”の1本です。
飲みやすさ×蔵元の個性が魅力
新潟、京都・伏見、兵庫・灘と、日本酒の名産地にある名門蔵元と手を組んだオリジナル日本酒は、いずれも飲みやすさの中にそれぞれの個性が光る仕上がりでした。
ホームパーティやお鍋など、日本酒好きから初心者まで一緒に楽しめる、懐の深いラインアップです。次に日本酒を購入するときには、ドンキ&系列店を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2025年7月時点の情報に基づいています。掲載されている商品や価格は、店舗により異なる場合があります。