ハイボールブームのいま、人気上昇中のウイスキー。
ウイスキーは世界5大ウイスキーといって、大きく5つに分かれています。
そのなかのひとつ、スコッチウイスキーは「スモーキー」という独特な香りの特徴をもつウイスキーです。
スモーキーな香りは口に含む前と、のどを通ったあと、鼻の奥に漂う大人の渋さがクセになってしまうほど。
一度ハマると抜け出せません。
今日はスコッチウイスキーを紹介します。
目次
スコッチウイスキーの原料
ウイスキーは「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」、「ブレンデッドウイスキー」に分けられます。
モルトウイスキー | 大麦麦芽のみ |
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グレーンウイスキー | 大麦麦芽とトウモロコシや小麦などの穀物 |
ブレンデッドウイスキー | モルトとグレーンをブレンドしたもの (大麦麦芽、トウモロコシ、小麦など) |
樽は異なるものの、同じ蒸留所で作られたモルト同士を合わせたものを「シングルモルトウイスキー」とよびます。
スコッチウイスキーの特徴
スコッチウイスキーの最大の特徴で、誰もが始めに思い浮かべるのは「スモーキーさ」でしょう。
原料である大麦麦芽を乾燥させる際に焚くピートの香りが大麦に移ります(ピートとは、植物が長い年月をかけて自然に炭化した泥炭のこと)
この香りが「スモーキー」の正体です。
スコッチ好きの人は、このスモーキーさに魅了された人が多いです。
わたしもその一人。スモークの香りが強いほど心地よい気分になっていきます。
スコッチウイスキーおすすめ3選
Dewar’s white Label(デュワーズホワイトラベル)
アルコール度数 40%
ブレンデッドウイスキー
ウイスキー消費量トップクラスのアメリカでは、スコッチウイスキーといえば「デュワーズ」というほど、シェア率の高いウイスキーです。
ほんのり感じる甘さとスモークのバランスが絶妙で、フルーティーな味わいはスモークさが苦手という人でも飲みやすく、スコッチウイスキー初心者さんにもおすすめ。
平均価格が1,200円~1,600円と、コストパフォーマンスが良いのも嬉しいです。
おすすめの飲み方は、ハイボール。
クセが少ない分、加水してもデュワーズの風味をそのままスッと味わえます。
ISLAY STORM(アイラストーム)
アルコール度数 40%
シングルモルトウイスキー
アイラストームのアイラとは、スコットランドにあるアイラ島でウイスキー愛好者のあいだでは「ウイスキーの聖地」とよばれている島です。
アイラストームは鼻にぬけたときの重量感あるスモーキーな香りが特徴。
おすすめの飲み方はハイボールで、飲んだあとのスパイシーな刺激がストレートより感じられるウイスキーです。
唐揚げや焼きベーコン、ジャーマンポテトなどの料理と良く合います。
TALISKER AGED10YEARS(タリスカー10年)
アルコール度数 45.8%
シングルモルトウイスキー
毎日グイグイ飲んでしまうわたしは、あっという間に飲みきってしまうので、ちょっと特別なときに思いきって購入するタリスカーです。
グラスに注ぐと、上品なスモーキーの香りが心を落ち着かせてくれます。
のどを通ったあとのほのかな潮の香りに、スコッチウイスキー好きなら虜になること間違いなしです。
おすすめの飲み方は、ストレートとスパイシーハイボール。
ウイスキー本来の風味を感じるには、チェイサーを用意しストレートでじっくり味わうのが一番。
そして、タリスカーを取り扱っているMHD社が推奨する新しい飲み方、スパイシーハイボールもおすすめです。
作り方は、通常のハイボールに黒胡椒を適量かけるだけ。
混ぜずにそのまま飲んでください!
ウイスキーの飲み方
ストレート
ウイスキー本来の味を感じることのできる飲み方です。
① グラスを二つ用意して、一つのグラスにはウイスキーを注ぐ
② もう一つのグラスには氷とミネラルウォーターを入れる
(チェイサーの出来上がり)
ハイボール
冷えたハイボールは、キリッとした炭酸の爽快感がのどを潤してくれます。
① グラスに氷を入れ、マドラーなどでクルクル回してグラスを冷やす
② グラスに新しく氷をたっぷり入れる
(グラスを冷やした氷はチェイサー用にすると無駄になりません)
③ グラスにウイスキーを適量注ぐ
④ 軽く混ぜてウイスキーを冷やしたら、炭酸水を注ぐ
(おすすめの割合は、ウイスキー1:炭酸水3~4)
⑤ マドラーで縦に2~3回ほどステアしたら完成
スコッチウイスキーは、スモークの香りと独特な味わいから、ハードルが高いと思われがちですが、飲んでみるとその「クセ」の虜になってしまう人は多いです。
これを機に、ぜひ体験してみてください。