北海道三カ所目は、ニッカウヰスキー醸造元から車で10分程の余市ワイナリーを訪れました。
余市ワイナリーは余市のぶどうを余市の地でワインに仕込む「地ワイン」の生産に注力しているワイナリーです。
敷地右奥の建物がワイン醸造所となっており、見学通路は常に開放されているので営業時間内は建物内を自由に見学することが可能です。
見学棟はワインの壜詰めと貯蔵が行われており、ガラス張りの見学通話の奥には醸造ワインの詰まった樽が所狭しと並びます。
通常はこの建物内で機械製造を行っている様子も見学出来るようですが、機械工程は平日しか稼働しておらず、訪れた当日は生憎の休稼働日。ワインタンクは休止していましたが工場内の様子はガラス越しに覗くことが出来ます。
醸造所巡り最終日は余市ワイナリーでしか味わえない食をメインに、余市ワインの楽しみ方と、北海道を訪れて知ったお酒スイーツの楽しみ方をご紹介します。
目次
余市ワイナリー限定。訪れるなら◯◯と◯◯を味わいたい!
余市ワイナリーにはスーベニアショップとしてのワインショップの他、カフェとレストランが併設されています。今回余市ワイナリーを訪れたお土産として、余市の「ナイアガラ」を購入しました。
買うならこれ。余市ワインの「ナイアガラ」
ナイアガラと言えば葡萄の香りが強く、芳醇でフルーティー。デザートワインとしても楽しめる今人気の品種です。余市ワインでは「キャンベルアーリー」という黒葡萄を使用した甘口のワインも女性人気が高いそう。その他ワインショップにはワインコンクール受賞の商品や今年の限定種なども並びます。
もちろん試飲も可能で、人気の商品はミニカップでテイスティングをしてから購入することができます。うっかり試飲しすぎて、販売スタッフさんに「ご自分でお好きに注いで飲んでください」と言っていただく始末。定番種は千歳空港や道内百貨店でも購入出来ますが、口に合う一品をゆっくりと選びたい場合はワインショップでの購入がお勧めです。
たっぷり飲むならここ。余市ワイナリー限定のイタリアンとともに
余市ワイナリーの敷地入り口にあるレストランでは余市の食材を使ったイタリアンとともに、余市ワイナリーの定番種を食すことが出来ます。
今回は人気の「キャンベルアーリー」を初め、定番の「余市」ワインの赤・白とともに北海道野菜のピザをいただきました。
他にも余市ワイナリーのカフェではナイアガラソフトと言う余市のナイアガラを使用したソフトクリームが販売されており、芳醇な葡萄の風味が魅力の品です。こちらも余市ワイナリーでしか楽しめない一品ですので、お酒の飲めない方にはこちらがお勧めです。
おまけ:新しいお酒の楽しみ方?食事の〆は夜パフェでお酒を「食べる」
北海道を訪れて一頻りおいしいお酒を飲んだ後は、少し変わったお酒の楽しみ方をしたいと思い、札幌市すすきのにある夜パフェ専門店「パフェテリア パル」を訪れた。
札幌ではシメパフェが流行だそうで、今年1月、ついに東京にも一号店が上陸した話題のスイーツだそう。1日お酒漬けの〆ということもあって、ここでもお酒を使ったパフェを注文。
「苺と大吟醸」のパフェ。酒粕のパンナコッタを下地に、フルーツサラダ・フルーツポンチと呼ばれるマチェドニアが日本酒風味で練り込まれている。表面には大吟醸で造ったムースと苺、大吟醸に合う桜の塩漬けが春酒を感じさせるスイーツです。
面白いのはこのパフェを食べながらカクテルを飲んでいる来客が多いこと。
他にもシャンパンやラムを使ったパフェもあるそうですが、メニューは季節毎に更新されるのでつねに新作パフェに衣替えします。もちろんお酒を使っていないパフェにチャレンジしてみたり、ドリンクなしでパフェ単品でも注文が可能です。
北海道を訪れた際は醸造所見学の〆に是非、夜パフェでちょっと変わったお酒の楽しみ方にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。