日本で暮らしていても、スーパーや通販で外国から輸入されたお酒が自然と目につく今日この頃。すぐに手に取ってしまいます。
さて、お酒好きなみなさん
「ロンケロ」ってご存じですか?
目次
「ロンケロ」ってなに?
「ロンケロ」という名前はフィンランド語でいわゆるロングドリンクの意。
ジンリキュールとグレープフルーツジュース、炭酸水で割ったお酒を、フィンランドの人々はロンケロと呼んでいます。そう、フィンランド発祥のお酒なんです。
グラスに注ぐとこんな感じ。色はやはりグレープフルーツチューハイみたいですね。
メーカーによって瓶・缶と形状異なるものの、日本で見かける機会が多いのはこの淡いブルーの缶だと思います。フィンランド・ハートウォール社が手がける「オリジナル・ロングドリンク」です。グレープフルーツではなくクランベリー味は赤い缶だそう。
パッケージからさわやかなデザインですね。
缶タイプのアルコール度数は5.5%。お酒好きな人にもほどよい度数ではないでしょうか。
飲んでみると、やはりさわやか!
グレープフルーツの甘さとさわやかさが際立っています。ジンを使ったお酒ですが、ジンの風味はそこまで強くありません。苦みは少しだけ感じます。
誰にでも好かれそうな味だと思いました。
ロンケロ誕生のきっかけ
気になったので、フィンランドでロンケロが誕生したきっかけを調べてみました。
はじまりは、1952年に開催されたヘルシンキオリンピックのために特別に製造許可されたお酒。長い間禁酒法が敷かれていたフィンランドですが、オリンピックで海外からたくさんの人が訪れることを考慮しての導入でした。
ちなみに、初めてロンケロを生産・発売した会社はハートウォール社。そのため、缶に大きく「オリジナル」と書いてあったんですね。
サウナ終わりにアツアツ辛いグルメに。汎用性が高い!?
フィンランド生まれのロンケロ。
フィンランドのグルメとあわせたり、サウナ後にぐびっと飲んだりしてみたいところですが…
なんだか、アツアツのものにも合いそうな気がする。
ということでスンドゥブチゲと一緒に味わってみました!
まさかの韓国料理でしたが、とてもおいしい組み合わせでした。冷えたロンケロのさわやかさは、スンドゥブチゲのような辛くてアツアツの料理との相性もよさそうです。
日本国内でも取り扱いはあるものの、まだまだ見かける機会が少ないのではないでしょうか。だからこそ、見かけたら逃さず飲んでみてほしいです!いつか本場フィンランドでも飲んでみたい。
「ロンケロ」を飲んでみたい!
もしお近くや通販で手に入りにくい場合は、ジンをグレープフルーツジュース、炭酸水またはトニックウォーターで割って再現してみてもOK。この材料なら最寄りのスーパーでもすぐに手に入るはず。自分で度数やグレープフルーツジュースの濃さを調整できるのはうれしいポイントです。気になった人は作ってみてくださいね。