晩酌の定番、日本酒とビール。
お米の甘みがしみじみと味わえる日本酒も、麦の香ばしさが口の中ではじけるビールも飲んべえにはたまらない代物ですよね。
今回はそんな日本酒とビールを掛け合わせた変わり種ビール「酒米ビール」の魅力をご紹介します。
酒米ビールとは?
酒米ビールは、日本酒作りに使用する酒米を原料に使用したビールのこと。
新型コロナウイルスの発生により、余ってしまった酒米を活用し、西日本の米農家を応援するために開発されました。
酒米は、「石川県産 五百万石」「兵庫県産 山田錦」 「広島県産 八反錦」をブレンドして使用。
3種類の酒米が織りなす、奥深い味わいが魅力となっています。
目次
酒米ビールの味わい
缶をあけると、純米吟醸酒のようなフルーティーな香りが鼻に抜けます。
グラスに注ぐと、麦のビールよりもやや色の薄い黄金色。口に含むと、お米と麦が合わさった、香ばしく上品な甘みが口いっぱいに広がりました。
麦のビールは、ホップ由来の苦味が利いた淡麗な後味が残りますが、酒米ビールの場合は、甘酒を飲んだあとのようなほんのりとした甘みが長く口に残る印象でした。
酒米ビールに合うおつまみ
ねぎとろ
日本酒によく合うねぎとろと酒米ビールを合わせた組み合わせです。脂の乗ったねぎとろのこってりとした旨みが、酒米ビールの甘みを引き立て、大吟醸のような味わいに。
お刺身に日本酒を合わせるのが好きな人におすすめのマリアージュです。
酒米ビール×フライドポテト
ビールに合わせることの多いフライドポテトに酒米ビールを合わせた組み合わせです。
フライドポテトのほくほくこってりとした味わいが、酒米ビールの苦味と風味を引き出します。
また酒米ビールの上品な甘みが、フライドポテトをじゃがバターのような少し高級感のある味わいへと昇華させてくれます。
なお、ポテトはケチャップは付けず、塩でいただくのがおすすめです。
まとめ
今回は日本酒に使用する酒米で作った変わり種ビール「酒米ビール」の魅力や味わいをご紹介しました。
酒米ビールは、日本酒特有のお米の甘み、ビール特有の香ばしさと苦味を同時に味わえるのが魅力です。
現在、JR西日本で限定販売しているため、気になる方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。