「日本のみなさん、おつかれ生です」のCMでも人気のマルエフ。常備酒として、冷蔵庫にストックされている方も多いのではないでしょうか?
繊細でクリーミーな泡、まろやかな味わい、キレのあるのどごし……万人受けする要素を兼ねそろえた商品です。私も「1番プレーンな生ビール」として、幅広いおつまみに合わせて楽しんでいます。
今回は日本を代表する生ビール、マルエフについて見ていきましょう!
目次
マルエフとは?
マルエフは元々「アサヒ生ビール」という名前で売り出され、ヒットした商品でした。のちに、クリアで辛口な味わいを武器とした「スーパードライ」が誕生し、爆発的な売り上げを伸ばします。その陰で「アサヒ生ビール」の一般向け缶販売は終了を迎えましたが、根強いファンの声に答えるべく、約28年ぶりに「マルエフ」として見事復活を遂げたのです。
名称「マルエフ」の由来は、ビール開発の際に社内で使われていた開発記号です。「マルエフ(F)」が愛称として残り、現在では多くの人々に認知される商品名となりました。
Fには、Fortunate(幸運)の意味も加えられ、ラベルには不死鳥のイラストが描かれています。モダンなデザインがおしゃれですよね。
マルエフの白と黒
定番の白は、まろやかさとキレのバランスが素晴らしいビールです。苦みもほどよく、和、洋、中と料理を選ばず合わせられるので、家飲みにも使いやすい味わいでしょう。
一方、黒は香ばしさがありながらも、スッキリと飲みやすい口当たりです。個人的評価の高いビールで、黒を買うならマルエフ!と決めています。黒ビールが苦手な方でも楽しめる、さっぱりとした飲み心地です。
マルエフの味わい方
芳醇な味わいや、のどごしの爽快感が人気のマルエフ。缶のまま飲むのも美味しいですが、いろいろな味わい方があるのはご存知でしたでしょうか?
まず、泡をふわっとさせたい方には「マイルド注ぎ」がおすすめです。グラス半分程度までビールを入れたところで、一旦待ち、その後グラスいっぱいまで注ぎます。量を調節しながら泡をこんもりとさせれば完成です。
バランスのとれた味わいがお好みでしたら「シャープ注ぎ」はいかがでしょう?半分ほどビールを入れたあとにグラスを傾け、泡が立たないように液体だけを注ぎます。最後に泡を調整して入れれば、見た目もきれいな生ビールの完成です。液体7:泡3がベストなバランスとなります。
やはり人気は「ハーフ&ハーフ」の飲み方です。マルエフを半分注いだあとに、黒生をグラスいっぱいに注ぎます。先にマルエフを注ぐと泡は白くなり、黒生が先だと泡は黒くなります。見た目の変化も楽しめますよ。
マルエフに合うおすすめのおつまみ
ビールと言えばやはり唐揚げ!ジューシーなお肉の脂とマルエフのすっきり感が、絶妙な一体感を生み出します。味つけがしっかりしている唐揚げと合わせれば、その効果はさらに大きくなるでしょう。
叩ききゅうり漬けも箸休めにぴったりですよ。シンプルな野菜のおつまみにも合うマルエフの軽快さは家飲みにも最適のビールです。
幅広い料理に寄り添うマルエフの味わいは、生ビールの定番と言えるでしょう。