2月26日、株式会社ドン・キホーテが開催し、1時間で満席になった「ドン・キホーテpresents アサヒビールを勝手に応援するパーティー」。その背景には、ドンキならではの発想と、長年築いてきたパートナーへの想いがありました。
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ドン・キホーテがアサヒを“勝手に応援”!1時間で満席の熱狂パーティー体験レポ
目次
なぜドンキがアサヒを応援するのか
お話を伺ったのは、イベント発案者であるマーケティング戦略本部 カスタマーインサイト分析部 部長の小林真美さんです。
▼当日は司会進行も行っていました。好きなアサヒの商品は「未来のレモンサワー」

ドン・キホーテは今までも、国内外で災禍があった時には支援活動を続けてきたそうです。「アサヒビールが受けたサイバー攻撃についても、日常を乱す人的災禍と位置付けて何か支援ができないかなと思いました」とのこと。ドン・キホーテのお客さんにもアサヒビールファンが多く、「みんなでアサヒさんを応援するやり方ができないかなと考えたのが背景です」とお話しされていました。
大事なパートナー関係
ドン・キホーテは小売店で一番テキーラの販売量が多く、その主力ブランドである“クエルボ”を扱うアサヒの存在は大きいと言います。アルコール類だけではなく、食品など商品の幅が広いアサヒグループは、小売店であるドン・キホーテにとって重要な取引先です。だからこそドンキにとってアサヒは、仕入れ先と小売店という関係を超えて、「一緒に市場を作っている大事なパートナー」と感じているそう。
一方で、若年層の顧客が多いドン・キホーテは、若い世代にアピールしていきたいビール業界にとって特別な存在です。新商品をドン・キホーテなどのPPIH系列店限定で販売し、テストマーケティングを行ったこともあるそうです。
こうした双方の関係を、小林さんは「Thank Youと言い合う良い関係」と表現します。
伝わった“アサヒ愛”
パーティーの最後を飾ったのは、会場にサプライズで現れたアサヒビールの松山一雄社長です。

サイバー攻撃について「なんとか完全復活まであと一歩のところまで来ております」と説明すると、会場からは自然と拍手が上がりました。
ファンから寄せられたメッセージボードについても、「苦しい時に皆様からいただく温かい言葉、これを励みにやってまいりました。このご恩は私たち一生忘れません」と熱く語りました。

さらに、「寒い時期に飲むビールも美味しいですけれども、来月になったら花見もあります。その後はすぐゴールデンウィークで暑くなってキンキンに冷えたビールが最高に美味しい季節になってまいります。その時までに完全復活して、皆様に冷たいビールをお届けできるように、社員一丸となってがんばってやり直すので、引き続きアサヒをお願いします」と締めくくり、会場からはひときわ大きな歓声が上がりました。
さらには参加者と集合写真を撮影し、パーティーは終了。“勝手に応援”は、長年のパートナー関係が形になった取り組みだったといえます。仕入れ先と小売店、そしてファンの垣根を越えた関係性の強さを感じる時間となりました。
