ステイホームが続く中、自宅の晩酌タイムが変わり映えしないものになっていないでしょうか?
いつも過ごされているおうちでも、ちょっとした工夫で空間は変わります。一日の疲れの癒す時間、お楽しみの晩酌タイムだけでもステキな空間を過ごしませんか?
今回は、そんな晩酌時間をステキに過ごすためのほんの少しの工夫と、その空間にお勧めのお酒をご紹介したいと思います。
目次
和ろうそくの魅力
最近、話題になっている和ろうそくをご存知でしょうか?
和そうそくといえば、神棚やお仏壇に供えられるもので、中には普段接している方もいらっしゃるかも知れませんが、一般的に手にする機会はあまり多くないと思います。
和ろうそくの歴史は古く、仏教とともに伝わった密ろうそくが起源とされています。その後、松脂ろうそくが平安時代に、櫨(ハゼ)の実や漆の実などの純植物性の原材料が使われたものが室町時代に作られました。
現在の代表的な和ろうそくの原材料は、芯が和紙と井草の髄、蝋には櫨の実や植物性の油脂、米ぬかを使ったぬか蝋で作られており、油煙が少なく、石油系原材料の使用が多い西洋ろうそくに対して、環境にやさしいと言われています。
何よりも、その和紙の芯に灯された炎は、通常の西洋ろうそくと比べて真っすぐで太く、力強い輝きを放ちます。
自宅のお部屋の照明を落として和ろうそくの灯りになるだけで、普段の自分の部屋とは異なる神秘的な空間が生まれます。
ぜひ、機会を見つけ、和ろうそくを手にして灯をつけてみてください。
今夜、晩酌に選んだ日本酒
今夜の晩酌に選んだ日本酒は、広島県、藤井酒造の龍勢、初しぼり 特別純米 生原酒です。
初しぼり、それはその年の米の造りを映し出す、ワインで言うといわゆる”ボショレヌーボー”のような存在。
味わいとしては、一口飲んだ後、とろみのある甘味に加え、爽やかな酸味と米由来の苦みのフレッシュ感を感じます。
また、この龍勢シリーズの楽しみとしては、各々の日本酒の作り、コンセプトがラベルに反映されており、大変巧妙で美しくデザインされています。
例えば、こちらの画像は、純米大吟醸 生酛、及び初しぼりを並べてみました。
生酛は重厚感を感じさせるブラックのラベルに、初しぼりは新生児を思わせるようなベビーピンクのラベル。どちらも緻密で繊細な龍の金のラベルが描かれています。
画像より、龍の折りの細かさや美しさにご注目ください。
その他にも、昨年リリースされた龍勢のお酒は、夏酒では鮮やかなブルー、ひやおろしはブルー地に秋の赤が入り込んでくる色合いのラベルで大変美しいラベルでした。お酒自身が美味しいことはもちろん、毎シーズンのラベルがとても楽しみなシリーズです。
また、広島県の酒造であるため、広島産の酒米、八反錦から造られるお酒があることも大変特徴的です。
和ろうそくの晩酌タイム
そして、和ろうそくの晩酌タイム。
和ろうそくの灯の基では、金色の龍のラベルが更に浮き彫りとなり、美しさを輝き放ち、龍が舞い上がっていくような特別な空間を与えてくれます。
お酒とのコラボレーションとしては、和ろうそくの灯が創造する贅沢な空間に、龍勢の新酒、初しぼりの柑橘様の果実香、フルーティーな甘み感が更にフレッシュな癒しを与えてくれます。飲んだ後のアフターノーズも爽やかで華やかな香りが残ります。
普段は食事にあう米由来の旨味の醇酒タイプがお好きな方も、お食事を終えた後、この和ろうそくの空間では、普段飲まないようなフルーティーなタイプ、吟醸香があるタイプ、いわゆる華香るタイプを選んでみるのもおすすめです。
日常にはないエレガントな時間を過ごせることでしょう。
商品情報
龍勢 初しぼり 純米無濾過生原酒
原料米 八反錦100%
精米歩合 65%
アルコール 18%
和ろうそくと日本酒の世界、いかがでしたでしょうか。おうち時間が続く中ですが、ぜひご自宅で神秘的で特別な晩酌時間を過ごしてみてください。
ステキな空間を楽しみましょう!
協力
株式会社シャノワ
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京ROUSOKU+
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十徳日本酒販売所
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