冬の日本酒の楽しみ方のひとつが『熱燗』。日本酒を温めることで、普段とは少し違った一面を感じることができます。
今回は、そんな熱燗をより手軽に楽しめる『酒楽。』の燗酒を紹介します。
目次
おしゃれな瓶の徳利で楽しむ日本酒
(画像:https://sakeraku.ocnk.net/page/1266)
9月9日の重陽の節句から3月3日の桃の節句まで、期間限定で燗酒を楽しむセレクションとして販売されているこちらの日本酒。
ギフトにもできるデザインの瓶の徳利は、そのまま湯船をしたり電子レンジで温めたりすることで、手軽に熱燗を楽しめます。
季節の移り変わりが感じにくくなっている昨今、こんなコロナ渦の時代だからこそ、熱燗をきっかけに自宅で季節感を感じたいものです。
熱燗におすすめの3種の日本酒を用意
(画像:https://sakeraku.ocnk.net/page/1266)
販売されているのは、異なる特徴を持つ3種の日本酒。
- ぬる燗におすすめ
酸に深みを感じる『森喜酒造場 特別純米酒生酛仕込み』 - 熱燗におすすめ
熱することでお米のうまみがグンと増す『旭日酒造 生酛純米酒』 - 飛び切り燗におすすめ
おさえておくべき定番辛口『澤田酒造 辛口特別純米酒』
温度によって違う表情を魅せる日本酒ですが、おすすめの温度ごとに一番おいしく楽しめる日本酒が厳選されています。
おすすめの温度で楽しむのもよし、一種類をさまざまな温度で楽しむのもよし、三種類を飲み比べるのもよしなセットになっています。
商品情報
森喜酒造場 特別純米酒生酛仕込み
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米:麹米 阿波山田錦60%精米(21%)、掛米 阿波山田錦60%精米(53%)、八反錦60%精米(26%)
日本酒度:+8.0
酸度:1.5
使用酵母:酵母無添加
アミノ酸:0.9
アルコール分:15.6度
旭日酒造 生酛純米酒
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米:雄町100%使用
精米歩合:70%
日本酒度:+11.0
酸度:1.8
使用酵母:酵母無添加
アルコール分:15度
澤田酒造 辛口特別純米酒
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
原材米:富山県産五百万石100%使用
精米歩合:60%
日本酒度:+9.0
酸度:1.8
使用酵母:協会7号
アミノ酸:1.5
アルコール分:15度以上16度未満
公式HP:酒楽。
販売:https://sakeraku.ocnk.net/page/1266
熱燗の楽しみ方
(画像:https://sakeraku.ocnk.net/page/1266)
日本酒は冷たいものから温かいものまで、幅広い温度が楽しめることが特徴のお酒。
冷やすことで華やかな香りやキリっとした飲み口を楽しめる一方、温めることで香りの広がりや旨味や甘みをしっかりと楽しめます。
温かいお酒を『燗酒』『お燗』と言いますが、実は温度によって呼び方が違うのもおもしろいところ。
・燗酒(かんしゅ)
30℃(日向燗) 35℃(人肌燗) 40℃(ぬる燗) 45℃(上燗) 50℃(熱燗) 55℃(とびきり燗)
5℃ごとに名前が付けられていることから、日本酒が温度に敏感で、とても繊細なお酒だということが伺えます。
5℃違えばお酒の味も変化する。
実は奥が深い熱燗の世界です。
熱燗のつくり方
熱燗のつくり方はさまざまあり、湯煎のほかにも、蒸し器やせいろに入れて温める『蒸し燗』、電子レンジで温める『電子レンジ燗』などがあります。
この中でも、一番理想的な温め方は湯煎です。
80℃くらいのお湯を用意し、日本酒を入れた容器の首のあたりまで浸けると、2分で40~50℃くらいに温まります。
アルコールは78℃で沸騰するため、沸騰したお湯で温めるよりも80℃くらいのお湯の方が、まろやかな風味や日本酒の味わいを楽しむことが出来ます。
同じ温度でも、温度を上げていく時の味わいと、冷めてきたときの味わいでも異なるので、ぜひさまざまな温度で変化を感じでみててくださいね。
執筆:Ami Onodera