レトロなラベルが目印の通称「キンミヤ」は、まろやかな味わいが人気の焼酎です。アレンジしやすく、楽しみ方が多いのも魅力のひとつではないでしょうか?
スーパーやコンビニでも手軽に購入でき、リーズナブルな価格もうれしいポイントです。
今回は酒好きの大きな味方「キンミヤ」について見ていきましょう!
目次
キンミヤ焼酎とは?
東京下町のイメージが強いキンミヤは、三重県四日市にある「宮﨑本店」で造られているお酒です。三重県最大の総合酒類メーカーでもある宮﨑本店は、焼酎のほか、ウイスキーやみりんなども製造しています。
「キンミヤ」の愛称で有名ですが、実は「亀甲宮(キッコーミヤ)焼酎」が正式名称です。ラベルにある金色の「宮」マークから「キンミヤ」と呼ばれるようになりました。
キンミヤは麦やとうもろこしなど、複数の穀物を発酵して仕込む甲類焼酎に属します。甲類焼酎は何度も蒸留を繰り返すことにより、無色透明でクリアな味わいが特徴です。芋焼酎などの乙類焼酎よりもクセがないので、とにかく飲みやすいのか人気の理由。
焼酎が苦手、という方でもチャレンジしやすいお酒です。
キンミヤの味わい
キンミヤ最大の魅力は、そのまろやかな口当たりです。使用しているのは地元、鈴鹿川の良質な軟水。長時間かけてろ過した水は、ほんのりと甘みを感じるやさしい味わいを生み出しています。
天然水が引き出したクリアな味わいは、サワーやホッピーなど、どんな割り材とも相性抜群。
合わせる料理もジャンルを選ばないので、常備酒としておすすめの焼酎です。
キンミヤの度数
スーパーで見かけるキンミヤはボトル、パックとも、アルコール度数25度のものが一般的です。25度の焼酎はそのバランスの良さからロック、サワーともに楽しめます。
実はキンミヤには25度のほかにも20度、35度の商品があるのをご存知でしたでしょうか?
どれも楽しみ方は自由ですが、ストレートで飲むときは20度、濃厚な味や香りを求めるときは35度、という選び方もおすすめです。
35度はホワイトリカーとして果実酒にも使用できます。焼酎で作る果実酒は深みがでてリッチな味わいに仕上がりますよ。
キンミヤで作るすっぱいサワー
キンミヤには無数のアレンジ方法がありますが、個人的おすすめは酸味がきいた「すっぱい」サワーです。どんなおつまみともマッチするので、ぜひご自宅でお試しください!
冷凍レモンサワー
その名の通り、冷凍したレモンを氷のように使ったサワーです。果汁をしぼったレモンたっぷりサワーも魅力的ですが、じわじわと溶けたレモンの酸味を感じるのも美味しいですよ。凍ったレモンは氷がわりにもなります。薄まらず飲めるのも、酒飲みにはうれしい点です。
ワイングラスに注げば、カクテル風にも楽しめます。
ガリサワー
お寿司についてくるガリを入れたサワーです。ガリの甘酢っぱさと生姜のピリッと感がやみつきになります。ガリを入れるだけでも風味は感じますが、より強く味わいたい方はマドラーでガリを潰しながら飲んでみてください。
強めに塩をきかせた焼き鳥と一緒にいかがでしょう?
ぽん酢サワー
近所の角打ちで飲んで以来、家飲みでも定番となったぽん酢サワー。ミツカンの「ぽん酢」を使用した超さっぱりサワーです。
サワーにぽん酢?と不思議に思いますよね。ぽん酢の原材料、実はかんきつ果汁と醸造酢がメインなのです。ダブルの酸味がすっぱい好きにはたまりません!
からあげなどの揚げ物と相性抜群です。
キンミヤのアレンジは無限大!
すっきりとした味わいのキンミヤは、サワー好きになくてはならない存在です。甘み、辛味、酸味、どんな味わいにも調和します。
お気に入りのレシピを見つけて、充実した家飲み時間をお過ごしくださいね!