バーボンウイスキーとは異なるテネシーウイスキーの特徴
・テネシー州で造られるウイスキー
・蒸留後のスピリッツをサトウカエデの木炭で一滴ずつ濾過する(チャコールメローイング製法)ため、雑味のないやわらかな口当たりとなる
2019年に訪れたアメリカテネシー州リンチバーグにあるジャックダニエル蒸留所をご紹介します。
ビジターセンターの外観
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic402_R.jpg)
外には木樽でできた椅子もあります。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic403_R.jpg)
ジャックダニエルさんの像
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic404_R.jpg)
ビジターセンター内にあるショップにはたくさんの商品が置いてあります。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic405_R.jpg)
今回のツアーはThe Flight of Jack Daniel’sを選択しました。
製造工程を見学し最後に人気5種の試飲ができるコースです。
所要時間:1時間半 料金:$30
最初の地点までは専用バスで移動します。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic406_R.jpg)
ここで乾燥させたサトウカエデを木炭にします。テネシーウイスキー最大のこだわりであるチャコールメローイング製法には欠かせないものです。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic407_R.jpg)
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic408_R.jpg)
ウイスキーに使用される湧き水の洞窟です。
層になっているライムストーンはミネラルが豊富で、鉄分を除いてくれる効果があるそうです。このライムストーンが溶け出した水はクリーンでウイスキー造りには欠かせない資源です。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic409_R.jpg)
樽の内側の焼き具合が異なる樽が展示されています。焦がした新樽を使用することでアメリカンウイスキーらしい力強く華やかなウイスキーができます。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic410_R.jpg)
各建物にて製造過程を見学します。
厳選された一つの樽のみから生まれるシングルバレルの歴代コレクション
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic414_R.jpg)
ツアーの最後は試飲で締め括りです。左からジェントルマンジャック、№7、シングルバレル、ハニー、ファイヤーです。
ハニーはジャックダニエルとハニーリキュール、ファイヤーはジャックダニエルとシナモンリキュールをブレンドしたものです。こちらの2種はウイスキーが苦手な方もソーダと割ってカクテルのように楽しんでいただけると思います。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic415_R.jpg)
買うならこれ!
ジェントルマンジャックはチャコールメローイング製法を2度行っているためとてもなめらかな味わいです。
![](https://alc-paradise.com/wp-content/uploads/2021/10/pic416_R.jpg)
今回はアメリカ南部の他州から車で行きましたが、ナッシュビル国際空港からは車で約1時間半。テネシー州の商業都市であるナッシュビルからはツアーバスも出ているようです。
ジャックダニエル蒸留所のこだわりを肌で感じることができ、ファンの方はもちろんのこと、アメリカンウイスキーを普段飲まれない方もきっと満足いただけるツアーです。
Jack Daniel's Distillery