今日紹介するお酒は、イタリア原産の「イル・プーモ プリミティーヴォ」。
「幸運を呼ぶワイン」といわれる注目の赤ワインです。
赤ワインは「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」というように、
3つの「ボディ」に分けられています。
イル・プーモ プリミティーヴォは、フルボディにあたります。
フルボディのワインは渋みが強く、味・香りは濃厚という特徴があり、「重い」
と表現することが多いワインです。
目次
「幸運を呼ぶワイン」
幸運を呼ぶといわれる理由は、シンプルでお洒落なボトルのラベルに描かれている
「プーモ」という陶製の置物にあります。
良いことが起こる象徴として親しまれている、花のつぼみを象った卵形の陶製は、まるで日本の招き猫のように可愛らしいです。
2つの地中海に囲まれたワイナリー
イル・プーモ プリミティーヴォは、イタリアのかかと部分、プーリア州サレント半島に位置するカンティーネ・サン・マルツァーノというワイナリーで造られています。
アドリア海とイオニア海の2つの地中海に囲まれた大地で海風の恩恵を受け、降水量が少ないのが特徴です。
恵まれた温暖な気候で育つブドウは高品質そのもので、注目を集めているワイナリーです。
「イル・プーモ プリミティーヴォ」というワイン
原産国:イタリア
生産者:カンティーネ サン・マルツァーノ
ブドウ品種:プリミティーヴォ100%
アルコール度:13.5度
いつもの酒屋さんで出会った「イル・プーモ プリミティーヴォ」
デイリーワインとして嬉しい価格だったので購入してみました。
早く飲みたくてソワソワしながらも少し我慢して、冷やしてからいただいてみることに。
開栓したての赤ワインは、タンニンの渋みや香りを強く感じることが多いですが、
イル・プーモ プリミティーヴォは私の想像とちがい、ほどよい果実の香りと柔らかい
タンニンの香りが漂ってきました。
ひと口飲んでみると、のどにスーッと流れていく感覚です。
むだに口の中に留まることもなく、絶妙な香りを残してふた口目を誘います。
フルボディワインでひと口目に重い渋みが口のなかにガツンとこないのは珍しいと感じました。
ワインは空気にふれる時間のちがいで味の変化をよく知ることのできるお酒です。
ひと口目とボトルが空になる頃の風味のちがいはワイン初心者でも感じるでしょう。
そこがワインを楽しめるひとつでもあります。
赤ワインと楽しむおつまみと料理
【チーズ】
ワインのおつまみの王道「チーズ」
定番ですが、やっぱりワインにはチーズが合います!
イル・プーモ プリミティーヴォは飲みくちはサラッとしていますが、フルボディワインだけあって味や香りはほどよいながらもしっかり主張してくれるワインです。
そんなワインには脂肪分の高いカマンベールチーズなどが特に高相性です。
【サラミ・ジャーキー】
赤ワイン=肉類といわれる通り、油っけのあるサラミやジャーキーも相性の良いおつまみです。
つい食べ過ぎてしまわないよう、注意が必要かも(笑)
【ビーフシチュー】
なんといっても一番はこの料理かもしれません。
ビーフシチューそのものにも赤ワインは入れますが、赤ワインのお供としていただくビーフシチューも相性バツグンです。
パンをカリカリに焼いてつけパンにするといいですね!
【鴨肉料理】
好き嫌いが分かれますが、鴨肉も赤ワインと高相性です。
ローストや照り焼きなど、お好みで楽しめます。
白ワインと比べると、飲みごたえのある赤ワイン。
その理由はブドウの皮と種も一緒に発酵させているため、渋みを強く感じるからです。
ポリフェノールも多く含まれているので健康にも良いといわれています。
ただ、飲み過ぎてしまっては逆効果なので過度な飲酒はひかえ、適度にとどめておいてください。
個人差はありますが、目安としては1日2~3杯が適量です。
美味しい赤ワインを飲みながら、健康も手に入れちゃいましょう!