「ワインはヨーロッパで作るもの」――――このように考えている人は多いのではないでしょうか。また、ヨーロッパ以外の土地を挙げるにしても、オーストラリアやアメリカを思い浮かべる人が多いことでしょう。
しかし実際には、ワインはヨーロッパやアメリカ、オーストラリア以外の国でも育てられています。もちろん、「ワインづくりに適した気候」「ワインづくりに適した土地」はあるのですが、世界各国でワインは昔から育てられてきました。今回はそのなかから、「インド」を取り上げます。また、実際にインドで作られているワインについても紹介します。
目次
インドワインの特徴とは
意外に思われるかもしれませんが、インドには長い長いワイン作りの歴史があります。その歴史は紀元前4世紀ごろから始まったと言われており、非常に長い時間をかけて「インドのワイン」を作り上げてきたのです。
しかしインドのワイン業界は、19世紀に大きな打撃をうけます。それが、「禁酒令」です。アメリカで施行された禁酒法がアメリカのワインづくりに壊滅的な被害をもたらしたように、インドで行われたこの「禁酒令」もまた、インドのワインの発展を長く阻害する原因となりました。
しかしながら、このような暗黒の時代を経て、現在ではワイン作りがまた脚光を浴びるようになっています。西にも東にもワイン畑は存在しています。特に今回紹介する「スラ・ヴィンヤーズ」は、インドのワインづくりにおいて、特別な意味を持っています。
赤ワインも白ワインも、両方ともよく生産しています。白ワインのブドウ品種はソーヴィニヨンブラン、赤ワインの品種はこれも今回紹介するワインに使われているジンファンデルなどです。
インドといえばカレー、という印象を持つ人も多いことでしょう。実際、インドで作られているワインは、香辛料がたっぷり入った料理と非常に相性がよいという特徴を示します。これはインドワインに限った話ではありませんが、お酒というのは、その国の名物料理や料理の方向性とマッチするようなかたちで進歩していくものです。それをはっきり感じ取れるのが、インドワインの特徴といえるでしょう。
スラ・ヴィンヤーズ サトリ“悟”
今回は、インドのワインのなかから、「スラ・ヴィンヤーズ サトリ“悟”」を取り上げましょう。インドの代表的なワインの作り手である「スラ・ヴィンヤーズ」によって生み出されたワインであり、ジンファンデルやマルベック、メルローを使っています。
スラ・ヴィンヤーズ サトリ“悟”
のもっとも大きな特徴は、そのスパイシーさにあります。はっきりとこれが感じられ、辛みがある一方でわずかな甘さもあるので飲みやすいのが特徴です。バランス型のワインであり、軽く飲めるのが特徴です。味は一方芳香のように感じられますが、ブラックチェリーなどの果実味も感じることができるでしょう。タンニンも、あるもののえぐみはなく、見た目以上に飲みやすいのが特徴です。
上でも述べたように、インドのワインはスパイス系の食事とよく合います。ぜひ組み合わせて食べてみてください。また、意外なほどに、「少し甘く仕立てられたパン」との相性も悪くありません。チーズを合わせるのであれば、スラ・ヴィンヤーズ サトリ“悟”の場合は、カチョカヴァロなどと合わせると面白いかもしれません。
スラ・ヴィンヤーズ サトリ“悟”は、コストパフォーマンスもよいワインです。1本で1790
とかなり割安なので、「インドとき」だけでなく、「スパイスを感じられるワインを選びたい」と考えたときにもよいでしょう。
また、スラ・ヴィンヤーズはジンファンデル100パーセントのワインなども出しています。
https://www.budouya.jp/products/list.php?category_id=71
https://www.budouya.jp/products/detail.php?product_id=1781
スタッフオススメ スラ・ヴィンヤーズ サトリ ”悟”
スラ・ヴィンヤーズ サトリ ”悟”【SULA Vinyards Satori】【インド産・赤ワイン・ミディアムボディ・辛口・750ml】