緊急事態宣言を受け、この記事を書いている5月10日現在、よく行っていた店のほとんどが、ノンアルコールのみ提供での営業か、休業状態となっている。何度目かの外飲み我慢。GWは「普段気になっていたお酒を飲んでみる」ということで、ボトル以外のワインを飲んでみた。といっても、グラスワインということではないのでご注意。
目次
1杯目
サントリー 「ボッリチーニ スパークリング 白」
イタリア語で泡を意味するBollicineからBOLLICINI(ボッリチーニ)と名付けられられた、缶で飲むワイン。パステルカラーに、泡をモチーフにしたドットデザインが爽やか。
缶ワインが流行中のアメリカ国内で、先行販売してヒットしたらしい。食事に合わせて手軽に飲めるというのも、缶ならではのヒットの要因だろう。
ボトルとは違うと侮るなかれ。青リンゴ的な瑞々しいフルーティーさがあるけど、甘口すぎないのがポイント。味濃いめの料理とも合わせてサラリと飲めるクール&ドライな味わいが嬉しい。
2杯目
アグリ 「サン クリスピーノ ロッソ」
お次は紙パックのワイン。雑貨に見まごうようなデザインもオシャレ。
紙パックというだけでついつい安っぽい印象を抱いてしまいがちだが、このワインはなんとオーガニック。認証機関もお墨付きという、しっかりした造りとなっている。
ちなみに、オーガニックワインとはオーガニック農業で栽培されているものを指す。
具体的には、
- 化学肥料を与えない
- 農薬や除草剤といった合成化学物質を用いない
- ぶどうの遺伝子操作を行わない
といったやり方で昔ながらのワイン造りを目指しており、生産コストは高いものの、ぶどう品種の特長や、土壌や気候がよく反映されるワインとして知られている。
メルローとシラーという品種を使っており、もっと渋め、スパイシーになりそうなものの、フルーティーさが前面に出ている。芳香が豊かでクイっと飲める、ちょい飲みにピッタリのワイン。ほぼグラス3杯分くらいの容量だけど、クーラーボックスで冷やし、BBQでもしながら飲むと、あっという間になくなってしまうだろう。
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スーパーや酒屋も、宅飲みに向けて新商品の用意に力を入れており、何回足を運んでも選ぶ楽しみがある。新鮮な楽しみに心奪われつつ、店が開くのを首を長くして待つ。