ビールといえば泡。キンキンに冷えたビールの上に乗ったふわふわの泡が好きで、缶ビールでも「あえてグラスに注いで飲むのが好き」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなビールの泡を存分に飲める「ミルコ」の味わいや魅力についてご紹介します。
目次
ミルコとは?
ミルコとはグラスに泡だけを注いだチェコ発祥のビールの飲み方です。英語圏では「beer foam (ビアフォーム) 」とも呼ばれています。
ミルコの味わいレビュー
注がれてすぐは全体が真っ白で、まるで牛乳のような見た目。口に含むと、ビールグラスの底に残った泡を口に流し込んだ時のような、水気の抜けた感触は一切なく、しっかりとした液体感が楽しめました。通常のビールよりもクリーミーで、フォームドミルクにも近い飲みごこち。
そして新感覚の味わいを夢中で堪能していると、いつの間にかグラスからビールが消えていました。泡が多いからなのか、飲むペースがうまく掴めず最後まで不思議なビールでした!
味は通常のビールに比べて苦味が控えめなため、ビールが苦手な人でも飲みやすいかもしれません。
ミルコに合うおつまみ
パオ餃子
ニラがたっぷり入った餡を薄い皮に包んだパオ餃子。箸でつかみやすく、一口でパクっと食べられるため、時間との勝負であるミルコとの相性抜群です。中から溢れる肉汁を、ミルコの優しい味わいが包み込んでくれる組み合わせです。
つくね串
一口サイズのつくねも、柔らかくて食べやすいため、ミルコとの相性が良いです。タレの甘辛さがミルコの爽快感と苦味を引き立ててくれる組み合わせです。
ミルコを取り扱っている飲食店
ビールスタンド重富(広島県広島市):http://sake.jp/
麦酒大学(東京都中野区):https://twitter.com/beer__college
祐天寺bob(東京都目黒区):https://www.instagram.com/bob_yutenji/
etc.
まとめ
今回は泡だけを楽しむビールの注ぎ方「ミルコ」の味わいと魅力についてご紹介しました。瑞々しくクリーミーな不思議感覚を楽しめる「ミルコ」。
「原料や作り方だけでなく注ぎ方でもこんなに味わいが変わるのか!」とビールの奥深さとポテンシャルの高さに驚くこと間違いなしの1杯です。
自宅で作るのは難しいですが、ビール専門店等でたまに取り扱っているため、気になった方はぜひ、試してみてはいかがでしょうか。