日本のスーパーでは、ビールや缶チューハイが冷えた状態で売っているのが当たり前。
ですが、ドイツ・ベルリンを旅したとき、冷えたビールを置いているスーパーはほぼ見あたりませんでした(冷蔵保存が必要な銘柄など、一部を除く)。
ドイツには日本でいうコンビニのようなお店もありません…
スーパーで買ったビールを部屋の冷蔵庫で冷やすのも時間がかかるし、そもそも部屋に冷蔵庫がない、なんてことも。
お酒好きには不便かもしれません。
バーやレストランに行けば冷えたビールが飲めますが…
もっと気楽に買えないの?
という方におすすめのが「シュペーティ(SPÄTI)」。ベルリンの街角ではよく見かけるお店です。
目次
シュペーティ(SPÄTI)とは
スーパーよりも規模は小さいですが、冷えたビールが常備されているお店。深夜までやっているので、お酒が好きな人には便利なお店ですね。
お水やジュース、ナッツやスナック類などお酒以外の取り扱いがあることも。価格帯はスーパーよりも少しだけ高めです。
コンビニのないベルリンでは、冷えたビールが気軽に買えてありがたい存在でした。日本のコンビニのように365日・24時間営業ではなくても、十分です。
買ったビールは持ち帰ってホテル飲みするのもいいですが…
中には店外にテラス席が設置されていることも。スタッフさんに栓抜きを借りて、選んだビールをすぐに味わえます。バー代わりに気軽に使えていいですね。チャージ料もかからないので、常連さんの憩いの場となっていました。
旅行者にもおすすめ店「Biererei」
滞在中、立ち寄ったシュペーティを紹介します。
ベルリン・クロイツベルグ地区のシュペーティ「Bierere」はクラフトビールの品ぞろえがとにかく豊富!
小さなお店ですが、冷蔵ケース内にはクラフトビールがぎっしり並びます。ベルリン市内の醸造所で作られたビールから、店主が目利きした国外のビールまで。ビール好きが満足すること間違いなしな品ぞろえです。
店外のテラス席では、お店で買ったビールを気軽に味わえます。おつまみも一緒に購入して、長居している人も多くいました
落書きだらけの扉を開けるのは少々勇気がいるかもしれませんが、スタッフさんはフレンドリーで安心です。
「Biererei」で購入したのがこちらのビール。
「BERLINER BERG」。完全にパッケージ買いです。名前のとおりベルリンで醸造されているビールですが、醸造所はお店と同じクロイツベルグ地区にあります。地元のクラフトビールですね。
数種類ありましたがIPAをチョイス。アルコール度数は5.9%。
IPAのフルーティーさとほろ苦さに、どこかエキゾチックな雰囲気が加わった味わい。泡もクリーミー!
お土産にも喜ばれそうなデザインのビール。スーパーでは見かけなかった銘柄に出会えて満足です。
格別なビールとの出会いを求めて、ベルリンでシュペーアめぐりを楽しんでみては?