ドイツといえば、お酒が好きな人ならビールを思い浮かべるのではないでしょうか?
国のあちこちに有名なビールメーカーがあるほか、地元に根差したクラフトビールの醸造所もたくさんあります。
ひとくちにビールといっても、ドイツで醸造されているビールの種類はさまざまです。
中にはビール特有の苦味や後味があまり好きではない人もいるかもしれません。
それでもドイツを訪れたら、ドイツのビールを飲んでみたい!
今回は、ビールが苦手な人にもおすすめしたい!
飲みやすくて軽やかなドイツのビールを紹介します。
目次
レモン味がさわやかな「ラードラー」
まずご紹介するのが「ラードラー(Radler)」です。レモネードとビールを1対1で掛け合わせた飲み物となっています。
日本でもクラフトビール醸造所などで取り扱いが少しずつ増えていますが、まだ飲んだことがない人も多いはずです。各メーカーが瓶で販売しているほか、レストランやバーでも取り扱いがあります。
味わいはとてもさわやか!レモネードの酸っぱさと甘さ、ビールの苦味がバランスよく仕上がっていました。氷を入れたグラスに注いで飲むと、よりさわやかさが際立ちそうです。
通常のビールよりアルコール度数も低め。3%前後のものがほとんどで、お酒があまり飲めない人にもおすすめです。
ドレスデンのメーカー、ドレスナーのラードラーはサラダにあわせて。スーパーで買ったシーザーサラダも、ラードラービールがあればなんだか特別感があります。
ラードラーは。ドイツのビールメーカーならたいてい取り扱いがあります。スーパーに行けばたいてい売っていると思うので、メーカーごとに飲み比べるのもいいですね。パッケージにレモンのイラストが描いてあることが多いので、他のビールとすぐに見分けがつくと思います。
ベルリン名物の「ヴァイセ」
次にご紹介するのが「ヴァイセ(Weisse)」です。ベルリンのご当地白ビールで、大麦と小麦から醸造されています。酵母に乳酸菌が加えられ、そのまま飲むと酸味が強い印象。
飲みやすくするため、カラフルなシロップを加えてで飲むことが多いビールです。シロップの味はラズベリーやハーブなどが一般的。こちらもアルコール度数は3%前後となっています。
ハーブ風味の緑色のシロップを入れた、ベルリナー・キンドルのヴァイセビール。
とびきり甘いベリーとチョコレートのケーキ、具だくさんのオムレツと合わせてみました。
食事にもスイーツにも相性が良い気がします!
ベルリンではたいていのスーパーで取り扱いがあるため、試してみたい方はベルリンを忘れずに訪れましょう。
ラードラーやヴァイセで喉をうるおそう!
ベルリナー・キンドルのラードラーとヴァイセ(ラズベリー風味シロップ入り)を、ベルリン名物のカリーヴルストに合わせて飲み比べてみました。
ボリューミーなカリーヴルストには、レモンの酸味があるラードラーのほうがしっくりきました。アルコール度数低めで苦味が目立たないので、がっつり食べて口をさっぱりさせたいときには両方とも相性が良いと思います。
今回ご紹介したラードラーとヴァイセは、スーパーに行けば瓶入りで販売されています。自分で作らなくても、そのまま飲めるのがうれしいポイントです。
冷蔵庫でしっかり冷やして、軽やかな味わいを楽しんでみてくださいね。