先日、実家新潟県のスーパーに立ち寄ったところ「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」なるものを発見。酒飲みのわたしでも初めて耳にしたワードです。ちょうど白ワインにしようか?日本酒にしようか?と考えていたところ。今晩の相手にぴったりではないか!ということで即購入決定です。
ワイングラスで楽しむ日本酒、どんな出会いがあるでしょう?
ワイングラスでおいしい日本酒アワードとは?
日本酒の文化継承、発展を願い2011年から開催されている大会です。日本酒を広めるための3つのステップとして「若者への啓蒙」「和食以外との組み合わせ」「国境を越えた流行」を目的としています。
「プレミアム大吟醸部門」「スパークリングSAKE部門」など種類ごとに賞が設定され、今回購入した越の寒中梅は「プレミアム純米部門」金賞を見事受賞しています。その他にも気になるお酒がたくさん!
ワイングラスでおいしい日本酒アワード公式サイト
http://www.finesakeawards.jp/
目次
本日のお酒「越の寒中梅」(新潟銘醸株式会社)
1938年創立、新潟県中央部の小千谷市に位置する「新潟銘醸株式会社」
原料を吟味し、丁寧に磨かれた米で造るきめの細かい日本酒が人気の蔵元です。
今回飲んだのは「越の寒中梅」カップタイプ。開けたての美味しさが味わえるカップ酒は1杯だけ、という人にもいろんな種類を飲みたい人にも良いサイズ感です。
ワイングラスで味わう日本酒は?
早速ワイングラスへ注ぎます。
色は水のようにクリアな透明です。ワイングラスに鼻をあてると日本酒特有のカッとするアルコール臭はなく、そよ風のようなさわやかな香り。ワイングラスのたっぷりとした空間は香りが伝わりやすく感じます。
純米吟醸のほのかな甘みがありながらも最後にピリっとくるキレが心地良い。常温よりもキンキンに冷やした方がワイングラスの薄い飲み口とマッチします。
スタンダードな味わいはどんな食事にも合いそう。おすすめの料理として蔵元の公式サイトでも紹介されているロールキャベツ、出し巻卵のようにいつものお家ごはんに気軽に合わせられるお酒です。
軽い飲み口から食前酒としてもおすすめ!するっといけてしまうので飲み過ぎに注意です。
お寿司×ワイングラスでいつもと違った外食気分に
本日のつまみはお寿司。旨みのあるイカ、濃厚ないくら、脂がのった大トロにも相性抜群です!ネタの繊細な味を邪魔せず美味しさをより引き立てます。お寿司を食べながらワイングラスをかたむけるという非日常感に気持ちも躍ります。
甘く酸味の効いたガリとも良い組み合わせ。ぬか漬け×日本酒×ワイングラスで楽しんでみるのも新たな発見があるかもしれませんね。
新潟名物くるみ入り太巻き。甘く煮つけられたくるみは味だけでなく食感のアクセントが面白い。お正月や親戚の集まりでは定番の一品です。甘みのある具材にも越の寒中梅はうまく寄り添ってくれました。
視点を変えてお酒を楽しむ
今回、日本酒をワイングラスで味わう面白さを体験できました。常備しているマイ定番の日本酒もグラスを変えただけで違った味わいになるかもしれない。
お酒の味わいや合わせる食事だけでなく「器を変える」という身近な方法を加えると普段の家飲みもさらに充実するのではないかと感じました。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」ぜひチェックしてみては?