世界中で注目を集める、最大級の自然派ワインの祭典『RAW WINE TOKYO(ロウワイン トウキョウ)』が、2024年5月12日(日)・13日(月)の2日間に渡り、東京(寺田倉庫 B&C HALL)にて日本初開催されました。
目次
「RAW WINE」とは
「自然派ワイン入門」の著者イザベル・レジュロンMW*が主催する、ワインラバーを繋げる自然派ワインプラットフォーム。
イザベル・レジュロンMWは、10年以上に渡り世界中で自然派ワインの啓蒙活動を行っています。その活躍ぶりに、2017年にはFortune誌に『飲食業界で最も革新的な女性』、Vanity Fair誌に『世界に最も影響力のあるフランス人50名』にそれぞれ選出されました。
小さなローカルコミュニティーとしてスタートした「RAW WINE」は、これまでにベルリン、ロサンゼルス、ニューヨーク、モントリオール、トロント、マイアミ、ウィーン、ロンドン、コペンハーゲン、パリなど世界各地で開催され、今や世界最大級の規模まで成長しました。
*注 MW:(マスター・オブ・ワイン)英国に拠点を置くMW協会が認定するワイン業界においてもっとも名声の⾼い資格
一過性ではない自然派ワインブーム
『RAW WINE TOKYO』のチケットは発売開始早々に完売となり、開催当日は2日間で約1,600人の来場者を数え、参加者は日本だけでなく、韓国、台湾、シンガポール、中国、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパ、タイなど近隣諸国からも訪れ、販売業者、輸入業者、バーやレストランのオーナーをはじめ一般ワインラバーを自然派ワインの渦に巻き込みました。
出展されたのは世界各国から集まった日本未上陸ワインに加えて、日本初開催に伴い、北海道のドメーヌ・タカヒコや、岡山のラ・ グランド・コリーヌ・ジャポンなど、日本ワインや日本酒の酒蔵も参戦。
またペアリングを楽しむのにぴったりな都内の人気飲食店「葡呑」「Longrain」「apéro」「Normtea」がフードを提供しました。
参加した出展者の顔ぶれからも、自然派ワインが単なる一過性のブームではないことが伺えます。
環境に配慮したワイン造り
ワイン造りはもちろんのこと、出展者のブースでは紙を使わずワイン名やワイナリー名をテーブルに手書きしたり、名刺は持たずに“NO BUSINESS CARD”を唱うなど、自然環境に配慮していることをアピールする生産者も多く見受けられました。
ヨーロッパで「サロン」という名で定着しつつある、生産者も一緒に楽しむスタイルのイベントとあり、参加者は各国の生産者や醸造者と直接交流しながらワインを飲み交わし、相性抜群のフードとともに楽しむ姿が見られました。
多くのワイン愛好家を熱狂させた『RAW WINE TOKYO』、次回2025年の開催に早くも期待の声が上がっています。
■RAW WINE 主宰イザベル・レジュロンのコメント
RAW WINE TOKYO をここ東京で初開催できたこと、沢山の生産者とワインラバーを繋げることができたことを大変嬉しく思っています。また、来年の開催も視野に前向きに準備を進めていますので、引き続き、RAW WINE にご注目ください!
■イザベル・レジュロン MW
RAW WINE創業者。フランス人女性で初めてマスター・オブ・ワインを取得した自然派ワイン運動の推進者。 著書である『自然派ワイン入門』(エクスナレッジ)は自然派ワイン愛好家はもちろん、これから自然派ワインの世界に足を踏み入れる初心者にも最適な一冊として親しまれており、現在9ヶ国語で出版中。
イザベル・レジュロンMWの提唱する自然派ワインについて
公式ウェブサイト
https://www.rawwine.com/fairs
■RAW WINE TOKYO 開催概要
【イベント名】RAW WINE TOKYO
【会場】寺田倉庫 B&C HALL
【日時】2024 年 5 月 12 日(日)・5 月 13 日(月)