こんにちは。あなたにとって「休日の楽しみ」は何でしょう?
朝ゆっくり過ごすことや、ちょっと豪華なご飯を食べるなどありますが、酒呑みにとっては「明るい時間からお酒を楽しむこと」つまり昼酒ではないでしょうか?
ただ、昼からワイワイ盛り上がっている居酒屋には抵抗がある方もおられるかと思います。(私はワイワイ居酒屋も好きですが)
今回は大阪梅田駅周辺で「休日でもそこまで混雑していない・オシャレ・良コスパ」な昼酒スポットを2カ所ご紹介します。
休日のスタバは長蛇の列でカフェ難民になってしまう事もある梅田・大阪駅エリアですが、実はあまり混在しない穴場スポットがあります!
大阪駅でどこに行こうか迷っている方、ぜひ訪れてみてください。
目次
🛋ソファでお得に昼ワイン!グランフロント北館6階「UMEKITA FLOOR」

最初にオススメする昼酒スポットはグランフロント北館6階「UMEKITA FLOOR」です。
JR大阪駅の北側にあるグランフロントは南館と北館の2つに分かれています。駅の改札から2階へ行くとグランフロントへの入り口があり、南館を通過して北館へ向かいます。その後、北館のエレベーターで6階へ行くとスムーズに移動できます。
グランフロント北館6階には15店の飲食店が入っており、店内で食事も出来るのですが、ユニークなのが店舗前に設置された共用部席「FLOOR TABLE」です。この席では店舗の料理・ドリンクを各店舗で注文し、自由に楽しむことができます。
お昼前後は席が埋まっていることが多いのですが、狙い目は14〜15時の時間帯!まずは席を確保して、好きな店舗へオーダーしに行きましょう。各店の店頭でオーダー、支払いができます。
私は今回運良く、窓際の景色が良いソファ席を確保することができました。

今回チョイスしたお酒は「MEAT LAB.8129」というお店で提供しているオーストラリアのスパークリングワイン「LORIMER」、なんとボトルワイン1本1,500円で購入できました!普通レストランでボトルワインを注文するとお店で購入する価格の2〜3倍するのが普通ですが、WEB検索すると同じく1,500円で販売されていました。
しかも店内で注文すると倍の3,000円で販売されています。グラスも貸してくれますし、梅田の一等地でソファ席まで使えるので、普通に購入するより価格崩壊レベルにお得!1,500円でもワインとしてのクオリティは充分です。心地よいしっかりした炭酸、果実味も豊かでフレッシュで上質な酸があり、リッチな味わいでした。おつまみに唐揚げを購入したところ、唐揚げのカリカリした食感とお肉のジューシーさと炭酸・酸味が相性バツグンでした。ボトルワイン1本と唐揚げで2,000円少々と格安でしたが、良い景色を見ながら1時半ほどゆっくり過ごせました。

グランフロント北館6階には他にもステキ&お得なお店が盛りだくさんです。「日本酒バル さわら」は昼から日本酒が呑めるお店で、関西出汁のおでん×様々な酒器で日本酒が味わえます。
紀土や篠峯、鳳凰美田、陸奥八仙など有名な銘柄が多数取り揃えられており、お値段も1杯500円からとリーズナブル。おつまみはポテトサラダや海老マヨ、大根のポルチーニソースなどお酒が進みそうなメニューが500円以下で楽しめます。
隣にあるスペインバル「La Cazuela -roja-」ではボトルワイン(赤・白)が1,480円、スパークリングワイン(白・ロゼ)1,500円と格安で販売されています!
異なるお店の料理を組み合わせる事もできるので、日本酒バルの海老マヨとスペインバルのスパークリングワインをペアリングするなど、共用部席ならではの楽しみ方ができます。

🍶家電量販店では!?ヨドバシカメラにある日本酒テーマパーク!

次に紹介する梅田の昼飲みスポットは、なんと家電量販店ヨドバシカメラの中にあります。その名はYodobloom SAKE(ヨドブルーム サケ)。
季節ごとに厳選された100種類の日本酒を、試飲しながら唎酒師がガイドしてくれる日本酒テーマパークです。
料金は1名の場合1,900円、2名の場合1,500円/人、3名以上の場合1,200円/人なので3名以上で行くとお得です。
アプリで予約も出来るのですが、私が訪れた日曜の16時ごろは空いており予約無しでも入店できました。
入店するとまずは料金をお支払いし、唎酒師の方がお猪口を用意してくださいました。飲めるのは1人あたりお猪口6杯まで、合計1合ほどなので量は少なめですが、好みに合わせたお酒を選んで提供いただけます。

私がリクエストしたのは「個性的なお酒」また「オマチスト」(雄町という酒米で作ったお酒好きのこと)であることを伝えました。
リクエストに合わせて選んでいただいたお酒の前半戦はコチラ。
•Hakutsuru Blanc -ハクツル ブラン-
•彗 DE KOCK-PARASKEVOPOVLOS 純米吟醸
•彗 POJMANSKI 純米吟醸 無濾過生原酒

「Hakutsuru Blanc」は白ワインのような軽やかな飲み心地の純米酒で、ワイン用酵母と日本酒用酵母を掛け合わせたハイブリッド酵母を使用した変わったお酒です。
通常の日本酒以上にフルーティーな香り高く、アルコール度数も8%と低めなので最初の1杯としては丁度いいお酒です。
ただしこの時はスパークリングワインを一本開けた後だったので少々物足りなさを感じてしまいました…
「彗 DE KOCK PARASKEVOPOVLOS」は特約店限定のお酒。ちなみに名前は「デ コック パラスケヴォボロス」と読みます!意味は調べましたが不明…しかし蔵元のこだわりを感じるお酒です。
高リンゴ酸酵母の「長野R酵母」を使用しており、飲んでみると驚くほどのフルーツ感と酸味!私のリクエスト通りかなり個性的なお酒がいただけました。原料がお米なのか疑いたくなるレベルのお味で、あなたにも飲んでいただきたいお酒です。
同じ「彗」シリーズの「彗 POJMANSKI(ポイマンスキー)」は、日本最古の酒米である岡山県産雄町(おまち)を使用したお酒。雄町好きにはたまりません。雄町の特徴である甘みと旨みがしっかりしていながら、雄町の産地である岡山県のものと異なりスッキリとした切れ味が心地よいお酒でした。
「彗」シリーズでも全く異なる味わいを比較して飲め、大満足です。
後半いただいたのはこの3種類。
•有機純米吟醸 GREEN 雄町
•酔園 純米吟醸 ワイン酵母仕込
•とちあかね イチゴ酵母仕込みRED

京都にある玉乃光酒造の「有機純米吟醸 GREEN 雄町」は、有機農法で大切に育てられた「有機雄町」を100%使用した純米吟醸酒。
味わいは雄町らしい甘みと旨みは控えめで、クリアな味わい。玉乃光酒造のある伏見は軟水で有名な場所です。水の影響なのか、そこまでしっかりどっしり系の味わいにはならず、サラッとクリアになる傾向にあると感じました。
雄町好きのオマチストとしては少々物足りなさを感じますが、バランスが取れている分お食事に合わせやすいお酒に仕上がっていました。
次は長野県の「酔園 純米吟醸 ワイン酵母仕込」です。
ワイン好きなので、ワイン酵母を使用した日本酒も大好き。ワイン酵母を使用することで、まるで白ワインのようなキレイな酸味とフルーティーさが特徴的なお酒になります。
白ワインの中でもリースリングのような、いつまでも嗅いでいたくなるアロマティックな香り、口に含むとまろやかな甘みと酸味がしっかり、最後にスッキリとした余韻を楽しめます。日本酒のようなワインのような…このお酒もお米から出来た味であることが信じられないほどの風味が楽しめますので、ぜひ飲んでみてください。
最後は栃木県にある白相酒造の「とちあかね イチゴ酵母仕込みRED」です。
イチゴの花から分離された「イチゴ酵母」を使用した日本酒で、お猪口に注ぐと驚き!赤い色をした日本酒です。
苺を連想させる赤色はポリフェノールの一種であるアントシアニンが入っているためだとか。味わいは名前の通りイチゴのような爽やかな酸味が特長です。特に食前酒や日本酒ビギナーの方にオススメしたい一杯で、逆にどっしりしっかりしたお酒を飲みたい時や、お食事中心に味わい時には少々そぐわない印象でしたので、タイミングに注意です。(女子受けはしそう…)
🍺ヨドバシカメラはお酒も充実!買って外で飲むのもアリ!

Yodobloom SAKE(ヨドブルーム サケ)もステキな酒スポットですが、最後にお得情報をもう1つ!実はヨドバシカメラ2階にあるお酒売り場コーナーはお酒のラインナップが超充実しています!日本酒からビール、ワインまで他ではなかなか見かけないレアなものが購入できます。
おつまみも購入できるので、最もコスパよく昼酒を楽しみたい方はココでお酒とおつまみを購入し、グランフロントの隣にあるうめきた公園で外呑みもオススメです。
本格的に寒くなる前の暖かいお昼間に、大都会の中にある公園の中でお酒を飲むのも「最高の休日の楽しみ」ですね。(ただし、大人数で飲んだり大声を出したりして周りの方に迷惑をかけないようご注意を)
いかがでしたか?今度の週末は、梅田で昼飲みを楽しんでみてはいかがでしょう?ランチとディナーの間の14〜17時ごろが狙い目です。
またステキな酒スポットを紹介していきますので、よろしくお願いします。
