こんにちは!また酒を求めて福岡へ行ってきました。
今回のコンセプトは「酒場放浪記」。吉田類さんという酒場詩人(この肩書きが素晴らしい&羨ましい)が毎週ステキな酒場でお酒を酌み交わす番組名で、私は吉田類さんと酒場放浪記の大ファンです。
吉田類さんのように、現地の酒場を通して福岡を体感する旅でしたので、旅行の参考となる情報満載です。ぜひ最後までお付き合いください。
目次
憧れの吉田類さんを目指して酒場放浪記!吉田さんの魅力とは…
旅レポートの前に酒場放浪記の魅力をお伝えしておきます。その魅力はなんと言っても、その街にある文化を尋ね、体感することです。前半は酒場でなく街の昔ながらのお店・工場・お寺などを訪れ、その街の人と交流する事から始まります。
そして後半はお待ちかねの酒場に訪れ、お店の方や常連のお客さんと会話しながらその店の名物を食べて飲み、最後は俳句で街と酒場の魅力を謳って終了するという流れです。
このお店が毎回素晴らしく、長年地元の方に愛されている雰囲気満載の「酒愛」が滲み出ているお店ばかりが登場するのです。
お店にとってはお客さんに支えられ、お客さんにとってはお店に支えられている感じで、吉田類さんもその雰囲気にうまく調和してテレビなのに普通にお酒を楽しんでいる様子が、毎回観ていて癒され、行ってみたい!飲みたい!という気持ちが高まります。
実は私の人生の目標の1つに「吉田類さんと酒を酌み交わし、酒と人生について語る事」があるくらい、純粋に大ファンです!
↓こちらは番組で訪れた酒場の一覧です。どのお店も素敵なので、飲みに行く際の参考にしてみてください。
吉田類の酒場放浪記「放浪マップ」
https://bs.tbs.co.jp/
旅の始まりはやっぱりモーニングビール
さて、いつも通り伊丹空港に到着し、安定のモーニングビールをラウンジでいただきます。
現在金曜日の朝8時45分。社会人にとってはそろそろ会社に到着し仕事を開始する時間からビールいただき恐縮ですが、旅行なのでご容赦ください!
これからが本番なのでビールは1杯でセーブし飛行機に搭乗します。今回はプロペラ機でした。大型のジェット機も良いですが、プロペラ機もテンションが上がります。
1軒目:11時から呑める立ち飲み「小谷酒舗」
さて、そうこうしている間に福岡空港に到着。まだ10時半とランチをするにも早い時間に到着です。
福岡の素晴らしい点は空港から街中までが非常に近く、短時間で移動できることです。その利点を活かし、まずは11時から飲める酒場があると聞いて早速1件目に移動です!
福岡空港から地下鉄に乗り1本、15分ほどで到着した赤坂駅より徒歩8分ほどで1軒目の小谷酒舗さんに到着しました。
時刻はオープンしてまもなくの11時すぎで、お客さんは私だけ!(平日午前中ですからね)お酒屋さんなのですが、広々とした立ち飲みスペースを独占させていただきました。
このお店が素敵なのがお酒・おつまみのラインナップが非常に充実していることで、日本酒も私が好きな亀泉をはじめ多くのお酒がいただけます。
このラインナップ…素晴らしいです。
迷いながらもせっかく福岡に来たと言う事で、福岡の酒「繁枡」のしぼりたて本醸造酒をチョイスしました。
店員さんがすぐに席に一升瓶を持ってきてくださり、コップになみなみ…少しこぼれるくらいに注いでくださいました。さっそくテンション爆上がりです。
そしてここで楽しみにしていたのがおつまみです。
この素敵なラインナップを前に色々悩み、やはりここでしか食べられない「博多風豚足(煮)」をチョイス!
骨ぎわの肉って‥最高に美味しいですよね‥
豚肉も鶏肉も魚も、骨ぎわの食べにくい部位こそ至高だと思っております。
そして豚足様が到着しました!色はしっかり茶色がついているのですが、食べるとそこまで味が濃いという事はなく、スッキリ辛口(とは言っても辛口すぎず味わいがしっかりしているお酒)との相性は最高です。
豚足はぷるぷるで可食部も多かったので、これ1つで結構満足出来ました。
オープンしてすぐで私以外誰もいなかった事もあり色々サービスしてくださいました。
まず「大賀」純米吟醸無濾過生原酒はフレッシュ系でフルーティーではあるものの、味わいや旨みはしっかりとしており、私が大好きな亀泉CEL-24に似た味わいでこれも旨みたっぷりなお酒でした。
次に「駿」特別純米酒もサービスで少しいただきました。こちらは麹米に山田錦、掛米に雄町を使い分けるというこだわりの感じられる酒で、飲み口はスッと入ってくるのですが、後からお米の旨みがしっかりと感じられ後味にヨーグルトのような風味が感じられる文句なしの美味しい酒でした。
もう少し頼みたい‥と思いつつ、他にも気になるお店がたくさんあるので、一旦このお店はフィニッシュです!幸先良い酒場放浪が出来、店員さんに本当に感謝です。
↓頼んだものと値段
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・日本酒「繁枡」:420円
・博多風豚足(煮):400円
合計820円(安い!)
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オススメ度:★★★★★(最高!絶対また行きたい!)
2軒目:12時からワイン片手に語れる「中村ブドウ酒店」
次の酒場は、1軒目から徒歩5分ほどにある中村ブドウ酒店さんにやって来ました。
こちらは12時から開いているワイン販売を中心にしているお店で、座って飲めるスペースもあります。
主にスペインやポルトガルのワインを扱っており、最近は南アフリカのワインもオススメされているとのこと。最近の南アフリカワインは多様かつポテンシャルが高いながらもフランスに比較すると価格がリーズナブルなので、個人的にも注目の産地です。
こちらでは、オススメの南アフリカのCOCOA HILLで作られている「dornibr」をいただきました。
こちらはシラーズ30%、メルロー34%、カベルネソーヴィニョン19%、プティヴェルド3%、マルベック14%という主要ブドウを多様にブレンドしているワインで、これだけ色々な品種が混ざっているのにバランスが取れている不思議美味しいワインでした。
店長さんがおしゃべりな方で、最近現地南アフリカに行かれて、現地のワイナリーの事情(雇用や貧困問題など)や地形の話など色々聞けて勉強になりました。
他のお客様もワイン通の方が多く、当初の「酒場放浪記=現地の方と交流する」という目的を果たせ、ワインの話が出来てとても楽しいひとときを過ごす事が出来ました。
こんなお店が家の近くにあれば良いのに‥福岡の方、本当に羨ましいと言いたくなるくらい良いお店でした!ありがとうございます。
↓頼んだものと値段
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「dornier」1杯:650円
(お酒1杯だけでゆっくりしてすみません😅)
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オススメ度:★★★★★(近所に欲しい!あったら絶対通う!)
さてもう1軒‥と思ったのですが、今回の本番イベントが18時から開始予定です。
すでに良い感じで酔っ払っている中、これ以上飲んで本番に臨むのは危険ですし、本番を満喫するためにも一旦酒場巡りは休憩する事にしました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
引き続き福岡の素敵な酒場を紹介して参りますので、次回をお楽しみに。