ベルギー旅行の楽しみといえば、なんといってもビール!
飲食店で、スーパーで、日本ではまず見かけないような現地のビールと出会いました。
ベルギー名物グルメのひとつ、鍋入りのムール貝もビールとの相性が最高です。
ベルギー中のさまざまな店でムール貝が提供されていますが、中にはハズレもあるらしく、食べてみたいもののお店選びは慎重に。
首都ブリュッセルのグランプラス周辺は、特にムール貝を提供するレストランの激戦区となっています。
その中でもハズレのなさそうな老舗「Chez Leon 1893」を選び、念願のムール貝を味わうことにしました。
入口のメニューを見ると、ビールの種類も豊富そうだったので。
目次
Chez Leon 1893
ムール貝といってもクリーム入り、白ワイン入り、カレー仕立てなどいろいろな味がありますが…
今回はマリニエール・ラ・スペシアルというスタンダードなものをチョイス。
というのも「レオン・セット」を頼むと、マリニエール・ラ・スペシアルが500gにポテトフライ、ピルスナービールがセットになっているんです。
通常の単品ムール貝はひとつ800gで27.25ユーロから。セットなら500gと食べきりやすい量で18.75ユーロとかなりお得!
800gは多いと思う方、最初からビールを飲むと決めている方はこのセットが迷わなくておすすめです。
Georges pils
早速ビールが運ばれてきました。
セットのビールはこの「Georges pils」一択だそうです。
度数は5.2%。度数高めで飲み応えしっかりなベルギービールが続いていたので、軽やかで飲み心地がさわやかなピルスナーになぜかほっとしました。
苦味はおさえめで軽やかな印象です。
肉料理やクリーム系など、しっかりした料理にあわせたい味わいです。
このおじさんのグラス、レストランの公式ホームページのECショップでも販売されていました。
ネットで調べてもこのビールについてほとんど情報が出てこず、提供しているお店も「Chez Leon 1893」以外に見当たらなかったので、このお店でしか出会えないビールと言えるかもしれません。
私には飲みやすい軽めビールでしたが、容量330mlとビール好きには少なめに感じるかもしれません。
ほかにもお店オリジナルのレオンビールをはじめ、カールスバーグやベルギーの有名ビールなどラインナップ豊富ですので追加注文をおすすめします。
ちみちみビールを飲んでいたら、ムール貝とポテトフライが運ばれてきました。
この鍋たっぷりなムール貝がベルギー名物です。
セロリとたまねぎ、バターがたっぷり入っています。
空になった殻でムール貝の身をはさみ、味わうのが現地流だそう。
バターのコクとしょっぱさでどんどんビールもムール貝もなくなっていきました。
500gも多そうだと思っていたのですが、意外とひとりでぺろりと完食できます。
おそらくここでしか飲めないビールとともに、名物ムール貝も堪能してみては?