ベルギーでも指折りの大都市、リエージュはクラフトビールの生産もさかんです。
そしておそらく日本では出回っていません…
日本に持ち帰ろうとするとスーツケースが重たくなるので、できるだけ現地に滞在しているうちに飲んでしまいましょう(酒好きの発想ですね…)。
街の中心部でたまたま入ったスーパーにて購入した
「LEGIA FRUITEE」というビールを紹介します。
目次
LEGIA FRUITEE
大都会リエージュの中心部、エクスペリエンス・ウェイという醸造所で生まれたビールです。
私はこのボルドー色なラベルを手にしましたが、ほかにもIPAやピルスナーもありました。
アルコール度数は低め、3.5%です。
味わいや香りのポイントはラベルに。
BLACKCURRANT(ブラックカラント)とはいわゆるクロスグリ、日本ではカシスという名が有名ですね。
色合いもやはり赤みや紫みがかかったニュアンスですね。
ベリー系のフルーティーな香りですが、IPAのようなものではありません。
気になる味わいは…
ビールの苦味やコクはそのままですが、フルーティーなベリー系のほうが強い味わいです。
ベリーといってもいちごやブルーベリーにはないニュアンス。人工的な甘みや酸っぱさではなく、飲みやすいバランスが保たれています。
飲みやすさがありながらも、ビールらしい味わいが消えていないのが好印象です。
後味にほのかに残るミントっぽさにも驚き。不自然にミント味がやってくるのではなく、爽やかで主張しすぎない程度なのが意外でした。
ただ甘いフルーツビールではないのが面白いですよね。
ベルギーではほかにもたくさんのビールを飲みましたが、スーパーでビールを買うときに一緒におつまみやおやつも変えると便利ですよね。
そこで、現地スーパーで一緒に購入できるおつまみ・おやつを紹介します。
ビールとあわせるだけでなく朝食にもなるので、一度買っておくとかなり重宝しました。
チーズ
チーズ王国なオランダとフランスに挟まれたお国柄からか、ベルギーのスーパーでもたくさんのチーズが売られています。
カトラリーやキッチンのないホテルで食べるなら、あらかじめさいの目に切られたチーズカップがおすすめ。
チェダー、ゴーダなどいろいろ入ったカップもあります。オリーブやミニトマトなど、ほかのおつまみ系とまとめて買うと安くなることも。
ワッフル
日本でよく見かける円錐形の分厚いワッフルは、ここ、リエージュが発祥。
リエージュワッフルと呼ばれることもあります。
この街で買うなら断然、リエージュワッフルでしょう。
スーパーには複数メーカーの商品が並び、棚一面がワッフルで埋め尽くされていることも。
個人的には日本でも有名なビスケットを手がける、Lotus社のものが上品かつ甘くておすすめです。
もし焼きたてや手作りがよければ、リエージュの街の中心部にいくつかリエージュワッフルのスタンドがあるので行ってみてください。焼きたては外側サックリ、中身はチューイーでたまらない味わいです。
リエージュへクラフトビールを求めて…
こちらの「LEGIA」シリーズを手がける醸造所は、リエージュの中心部にあり、そこで醸造したビールを味わえるブラッセリ―やショップがあるのだとか。
スーパーでも買えますが品ぞろえが限定的で、場所によっては取り扱いのない可能性が高いため、現地を訪れたならぜひ足を運んでみてください。