ワインスクールに通うようになって早3ヶ月。
この間に始めたことの一つに、自宅にてテイスティングの反復練習がありました。
目次
現状の学習状況とテイスティング能力を把握することで事前対策
早い段階で座学・テイスティング能力がクラス内で最下位だと認識してから、本番の試験までいかに各能力を底上げしていくかが課題になりました。
一次試験のマークシート試験は暗記がほぼ全て。膨大なテスト範囲をどれだけ覚えられたかで点数が決まります。
次の二次試験はテイスティング試験ですが、こちらは試験前までにさまざまなブドウ品種、そして各国のワインを一度テイスティングをして、それを認識し、視覚・味覚・嗅覚等に記憶させる必要がありました。
一朝一夕で出来ることではないので、反復テイスティング
正直、ワインスクールに通う前から生産国やブドウ品種を選びながらワインを飲んでいる方の経験値は、私のように無差別にワインを飲んでいた人に対して大きな優位性を持っていました。
もともとテイスティング能力が高い人であれば、一度テイスティングをしただけで、ブドウ品種や特徴を記憶出来ると思いますが、残念ながら私にはそこまで優れたテイスティング能力はなく、反復で記憶すること以外にありませんでした。
ただし闇雲にテイスティングをしても余計惑わされるだけなので、過去試験に出題されたことのある代表品種を中心にテイスティングしていくことにしました。
好みのブドウ品種を加えて、代表品種を中心にテイスティング
左:Pinot Noir 100%(フランス)、右:Cabernet Sauvignon主体(フランス)
左:Syrah 100%(フランス)、右:Cabernet Sauvignon主体(フランス)
左:Syrah 100%(フランス)、右:Merlot 100%(フランス)
左:Cabernet Sauvignon主体(フランス)、右:Merlot 100%(フランス)
左:Syrah 100%(フランス)、右:Pinot Noir 100%(フランス)
左:Pinot Noir 100%(フランス)、右:Sangiovese 100%(イタリア)
画像は私がテイスティングをしていた赤ワインの比較画像です。
Sangioveseはルビー色の赤ワイン比較参考としてテイスティングの一つに入れました。
GamayやMuscat Bailey Aでも良かったんですが、個人的にSangioveseの方が好みの品種ということで選びました。
せっかくだから少しぐらい楽しんでテイスティングの勉強をしたかったのです。
ちなみに白ワインはChardonnay 100%(フランス)、Sauvignon Blanc 100%(フランス)、Riesling 100%(オーストラリア)の3種。
確実にテイスティング能力が向上
毎週2回、赤ワインの日と白ワインの日を入れ替え、その日の気分で飲んだり吐き出したりしながら、それぞれの特徴を記憶していく練習。
カレンダーが7月に変わった頃には、家でテイスティングをしているブドウ品種ならば、ブラインドテイスティングで正解率五割ぐらいまで底上げ出来ました。
これでようやくスタートラインかなと思いながら、一次試験の勉強はいよいよ後半に進んでいくのであります。