日本の水際対策の緩和に伴い、10月末から2週間ほどドイツをひとり旅しました。
約4年半ぶりのヨーロッパひとり旅。ドイツビールを中心に、毎晩のようにお酒を飲んで楽しく過ごすことができました。
さて、今宵ご紹介するのは、旅中に味わった「Longways Cider」というアイルランドのお酒です。
ドイツ・ベルリンのとあるマーケット内で、パッケージに惹かれ偶然手にしました。一瞬ビールかと思って手に取りましたが、ビールではありません。
このアップルサイダー、スモーキーなのにしっかり甘酸っぱい味わいという不思議な魅力がありました。
目次
「Longways Cider」その味わいは?
グラスに注いでみるとビールのような色合いですが、ビールではなくアップルサイダー。アルコール度数は4.5%と若干軽めです。
口に含むと驚くのはそのスモーキーさ。香りや後味でほんのりと感じるのではなく、口に含んだ瞬間からのスモーキーな味わいです。そのしっかりとしたスモーキーさに驚きました。苦みはありません。
しかしりんごのみずみずしい甘酸っぱさも感じます。りんごの味をそのまま感じるようなみずみずしさです。
スモーキーな味わいと聞くとクセが強そうな気がしますが、りんごの甘酸っぱさがあって飲みやすい。ビールなどの苦いお酒が好きじゃない人には飲みやすいと思います。今回はグラスに注いで飲みましたが、瓶のままラッパ飲みしても心地よく味わえそうです。
「Longways Cider」はアイルランド生まれのお酒
Longwaysはアイルランドの緑豊かな農園で生産されたりんごを使い、伝統的な製法で完成したサイダー。Longways Ciderという会社が手がけています。イギリスやアイルランドなどで数々の賞を受賞しています。
今回飲んだのは「Longways Cider」というお酒ですが、同じ会社からは赤いリンゴの「Sweet Katy Cider」やピンク色のボトルがかわいらしい「Elder Flower」も販売されています。女性にも人気がありそうです。飲み比べしてみたいですね。
肉肉しいハンバーガーとともに味わう!
このスモーキーさと甘酸っぱさは、肉肉しいハンバーガーにも相性抜群でした!甘酸っぱさでほどよく脂っこさが中和され、ハンバーガーがどんどんすすみます。ビーフのみ、つなぎのないパティに香草類やトマトなどの野菜がたっぷり挟まったハンバーガー。フォークとナイフで味わうのも特別感が高まります。お酒のおいしさも相まって、楽しい夜となりました。
「Longways Cider」は新感覚でとてもおいしいお酒でしたが、日本ではほぼ出回っておらず日本語のウェブサイト等もないようです。もし、日本で見かけることがあればぜひ飲んでみてください。そのスモーキーさに驚くことでしょう。アイルランドと同じヨーロッパでは手に入りやすいかもしれませんよ。