「コーヒー」は、私たちにとって非常になじみ深い飲み物です。そのためか、この「コーヒー」を使ったカクテルも数多く開発されています。
今回はその「コーヒーを使ったカクテル」のなかから3つ、少し面白いものを紹介していきましょう。
目次
オレンジの風味がたっぷり楽しめる!贅沢な「カフェ・コーディアル」
【カフェ・コーディアルを作るのに必要な材料】
コーヒー100ミリリットル(ホット) グラニュー糖10グラム オレンジジュース20ミリリットル オレンジスライス3枚 ブランデー5ミリリットル ラム(本来はダークラムを使用)5ミリリットル
カフェ・コーディアルの作り方は非常に簡単です。コーヒー・グラニュー糖・オレンジジュース・ラム・ブランデーを入れてよくかき混ぜます。その上からオレンジスライスを浮かべれば、これでカフェ・コーディアルが完成します。
カフェ・コーディアルは、材料から見てもわかる通り、非常に「オレンジ成分」が強いカクテルです。オランジェットを食べているような味わいがして、オレンジの風味が強烈に味わえます。ただ、少し渋さも感じられやすくなるので、好き嫌いは分かれるカクテルだといえるでしょう。そのため、最初はオレンジスライスの枚数を減らしてみたり、オレンジジュースを加減して入れてみたりするとよいかもしれません。
好きな人にとっては、ブランデーとコーヒーの相性の良さ、ブランデーの香りがよくマッチしたカクテルを楽しむことができるものだといえます。
うまく作ることができ、そして好みに合えば、爽やかさ―苦み―渋み―コクのラインをきれいに作ることができ、とても楽しめる飲み物となります。なお、レシピからもわかる通り、これは「お酒メインのカクテル」というよりも、「コーヒーメインのカクテル」だと言えます。
冷たく飲める「オレルアンコーヒー」はかんきつ系の味わいですっきり飲みやすい
【オレルアンコーヒーを作るのに必要なもの】
砂糖の入った冷たいコーヒー150ミリリットル オレンジジュース60ミリリットル ラム酒(本来はダークラム)15ミリリットル 氷3~4個 レモンの皮(3センチ程度)
こちらも作り方は非常に簡単で、すべての材料を混ぜ合わせて、その上から氷を落とし、レモンを浮かべるだけです。
「オレルアンコーヒー」は、非常に輪郭がはっきりとしたカクテルです。
レモン成分は「皮」しかありませんが、コーヒーとレモンがメインに来るカクテルだといえます。そこにオレンジジュースが甘味を加えるので、非常に飲みやすい味に仕上がっています。
コーヒーとレモンは、ともすれば主張が強くなりすぎる2品ですが、それをオレンジジュースがよく調和し、繋いでくれています。「オレルアンコーヒー」はコーヒーメインのカクテルと思われがちですが、「つなぎ役」としての能力を考えれば、オレンジジュースの方が評価されるべきなのかもしれません。
アルコールは香りづけ程度ですが、気をつけて飲むと、少し感じます。
寒い日に飲みたい!ビターなコーヒーを好きな人にもおすすめ「カルーア・コーヒー」
【カルーア・コーヒーを作るのに必要なもの】
カルーアリキュール(カルア・リキュール)30ミリリットル コーヒー150グラム 生クリーム適量
ここではマグカップで作ってしまっていますが、もし手元にあるのであれば、アイリッシュグラスを使ってください。そうすることで、生クリームがきれいに見えるようになります。
作り方は、カルーアリキュールとコーヒーをまぜて、その上に生クリームを浮かべれば完成です。上手くやらないと生クリームがまざってしまいますが、家庭で楽しむのであれば、それほど神経質になる必要はないでしょう。
コーヒーを使っていますが、カルーアリキュールと生クリームの甘さが前面に出てきます。まったりとした生クリームが味わえるカクテルで、非常に優しい味わいに仕上がるのが特徴です。コーヒーラテが好きな人に向いているホットカックテルだといえるでしょう。女の子に勧めたり、秋~冬の夜長に飲んだりするのにおすすめのカクテルでもあります。
ビターなコーヒーに生クリームを落としたような味わいになるので、ビターなコーヒーが好きな人にもおすすめです。その場合は、生クリームの量を調整するとよいでしょう。
コーヒーを使ったカクテルは、非常に人気の高いものです。そのため、さまざまなところで、さまざまな人が考案し、提供しています。コーヒーの香り高さとアルコールの滋養分を一緒に味わえる「コーヒーカクテル」は、寒くなっていく冬にもぴったりなものだといえるでしょう。