「檸檬堂のレモンサワー」は、非常に人気が出たものです。今回はこの「檸檬堂のレモンサワー」のなかから、「定番レモン」を取り上げます。
なおここでは、「檸檬堂のレモンサワー4種類」を「檸檬堂のレモンサワー」とし、「檸檬堂が出しているレモンサワーのなかで、定番とされているもの」を「定番レモン」とします。
目次
一時は出荷停止にも! 檸檬堂のレモンサワー
檸檬堂のレモンサワーは、世界でもっとも有名な飲料メーカーである「コカ・コーラ」が出した初めてのアルコール飲料です。
非常に特殊な製法をとって作られているレモンサワーであり、レモンを丸ごとすりおろしてお酒に漬け込んで風味を出す……というやり方をとっています。
また、加熱殺菌処理をして作られることもあり、ほかの一般的なレモンサワーとは製法がまったく異なります。
この「新しい製法」を使ったレモンサワーは、レモン果汁が7パーセント~17パーセントも含まれており、非常に果汁成分が多いことも特徴でした。それぞれの味わいは後半で詳しく述べますが、このように特徴的な檸檬堂のレモンサワーは、非常に多くの人に好まれました。この結果、一時は「生産が追い付かない」ということで、出荷停止にまでなりました。
定番レモンを飲んでみよう!
今回は、檸檬堂のレモンサワーのなかでも基本となる「定番レモン」を取り上げます。
アルコール分は5パーセントであり、レモン果汁は10パーセントです。
苦みはあまりなく、酸味が際立つレモンチューハイです。独特の製法で作られている定番レモンは、非常に香りが高く、豊かで鮮やかなレモンの香りがしっかりと感じられます。
かき氷のレモンシロップをどこか想起させるような味わいです。また、アステルパームに代表される人工甘味料は使っていないため、果物の自然の甘さをまとっているのが特徴です。べたつくような甘味がなく。嫌味はまったくありません。
缶になり、アルコールが使われているにも関わらず、「良いレモンを、適切な方法で処理をしていること」がはっきりとわかるのは見事というほかありません。
「定番レモン」の名前に恥じない出来であり、檸檬堂のレモンサワーを試すのであればまずはこれから、とおすすめしたいです。スタンダードな味わいながら、レモンサワーの新しい可能性を感じさせてくれる一本だといえるでしょう。試す価値は十分にあります。