「カクテルは作ってみたいけれど、毎日飲むものではないし材料が余ってしまう……」
「家で作るカクテルに手を出してみたいけれど、最初に多くのお酒や材料を買いそろえるのはお財布的にちょっと厳しい……」
「カクテルもよく飲むけれど、ほかのお酒もたくさん飲む。あまり買いすぎるのも……」
ということで、「おうちカクテル」に手を出すことにちゅうちょしている人は意外と多いのではないでしょうか。私自身も、最初はこのように考えて、なかなか作り始めることができませんでした。
そこで今回は、「たった2つの材料だけで作ることのできるカクテルのレシピ」を紹介します。そしてその「掛け合わせる材料のうちの1つ」は、簡単に手に入って安価な「ジュース」です。
まずはここから試してみましょう。「ほかのカクテルも作ってみたいな」と感じたのなら、少しずつ買い足していくやり方でカクテルを作っていけば、お財布の負担も軽くてすみますよ!
目次
ソルティドッグ
【レシピ】ウォッカ45ミリリットル グレープフルーツジュース適量 塩(スノースタイル)
定番中の定番である「ソルティドッグ」です。ウォッカとグレープフルーツジュースを使って作る簡単なカクテルであり、グレープフルーツジュースの苦さとウォッカの「酒の味」がよく生きています。男性でも女性でも楽しく飲めるカクテルだといえるでしょう。
ここでは氷を入れずに作っていますが、氷を入れるやり方の方がよく知られていると思います。度数は13度とかなり高いので、飲みすぎには注意したいもの。
グラスの淵に塩をまぶす「スノースタイル」というやり方を取るのが、ソルティドッグの特徴です。しかしこのスノースタイルを作るのは、初心者さんにはなかなか難しいもの。そのため、最初はグラスの淵を濡らし、平皿に出した塩の上にグラスを伏せて塩をまぶすやり方をとるとよいでしょう。
ちなみに、ソルティドックから塩を抜くと「グレイハウンド」になります。
シャンディガフ
【レシピ】ビール150ミリリットル ジンジャーエール150ミリリットル
ホップの苦みが、ジンジャーの甘味とほのかな香りで中和されるカクテルです。ビールが苦手な女性でも飲みやすく、のど越しがよいのが特徴です。くいっといけてしまうカクテルであり、夏場などに特に飲みやすいでしょう。
度数はわずか2度と非常に低いので、「アルコールは好きだけれど、弱い」という人にもよいでしょう。ビールは好きな人が多いアルコールであるため、余っても消費しやすいのもメリットです。
ちなみに、カクテル言葉は「無駄なこと」というちょっと切ないものです。
カルアミルク
【レシピ】カルアリキュール30ミリリットル 牛乳適量
甘いカクテルとして有名で、これもまたとても知名度が高いカクテルだといえます。だれもが知っているカクテルで、「女の子のためのお酒」というイメージを持っている人も多いことでしょう。その甘さゆえ食中酒には向きませんが、お酒だけをゆっくりと楽しむにはよいでしょう。
甘いこのカクテルのカクテル言葉は、「いたずら好き」というなんともキュートなもの。なおここではカルアリキュールを30ミリリットルで作っていますが45ミリリットル程度入れても構いません。
まずは使う材料の少ないカクテルから挑戦しよう
カクテルのレシピには、たくさんの材料を使うものもあります。もちろんこれらも非常に楽しく、またおいしいものです。ただ、家でカクテルを作るのが初めて……という人が揃えるのは、なかなか大変なものです。
そのような人は、まずは2つの材料で手軽に作ることのできるカクテルから試してみましょう。「アルコール1種類+ジュース1種類」のものは特に取り組みやすく、おすすめです。