こんにちは。今回はお酒を求めて新潟へ旅に出てきました。
新潟は何度訪れても素敵な体験ができる良酒スポットが万歳です。
この記事を読めば新潟に飲みに行きたくなること間違いなしですので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
台風直撃!?無事に飛行機は飛ぶのか?
なんでこのタイミングで!?という感じだったのですが、たまたま新潟へ出発する飛行機の時間に台風直撃の予報となっていました。
最悪飛行機が欠航になるかもと前日はそわそわしていたのですが、台風の影響は少なく雨もひどくなったので、無事に予定通り空港に到着できました。

安定のモーニングビールで旅の開始を祝います!乾杯!
時刻は朝9時と皆さん始業のタイミングからいただいてすみません!
飛行機も無事に飛んでくれて、お酒の神様に感謝です。伊丹空港から新潟空港までは飛行時間1時間ほど、新潟空港から新潟駅まではバスで25分ほどなので、予定通りお昼前に新潟駅に到着しました。
昼からお蕎麦と日本酒飲み放題も楽しめる!「須坂屋そば」

さて、さっそくランチタイムです。本日のランチは「須坂屋そば」さん。こちらのお店では新潟名物「へぎそば」がいただけます。
こちらのお店の蕎麦は、小千谷の高原で育った玄そばに「布海苔」を使ったそばは、コシが強く歯ごたえが違い、瑞々しくてのび難く、喉越しが良く絶品。そのそばを食べやすい量で「へぎ」に並べ、味わって頂くのがへぎそばの特徴です。このお店を選んだのは、お蕎麦屋さんながら日本酒やお蕎麦以外のメニューも充実しているため。せっかく新潟に来たのでガッツリお昼から日本酒をいただけます。
メニューはこちらです。


日本酒だけでも30種類程度あり、何を飲むか悩ましいところですが、最初はソフトに「越乃八豊 越後の甘口」にしました。
そしておつまみにはお刺身盛りあわせ(小)を注文しました。3種類のお刺身が綺麗に盛りあわせてあり、特にブリは新鮮で角がたっており、脂がしっかりのっており旨口の日本酒とピッタリでした。
また流石お蕎麦屋さんだけあって、ワサビがしっかりとしておりツンと来る刺激だけでなくしっかりとした甘みが感じられたのも嬉しいポイントです。

新潟はスッキリ辛口系のお酒が多いので甘口は珍しいですが、甘口と言いながらもそこまで甘すぎず、お刺身にしっかり合う旨口なお酒でした。
朝食を少なめにしたので、お腹が空いた状態からのお刺身と日本酒は最高です。平日のお昼から日本酒とお刺身…こんな贅沢をしてしまって良いのでしょうか…旅行だから良いのです!と言うことでシメにお蕎麦もいただきました。
うどんやお米といった炭水化物はお酒に合いにくい印象ですが、お蕎麦と日本酒は別ですね!蕎麦と出汁の旨みとワサビのツンとくる刺激が日本酒にピッタリです。気がつくと日本酒1合をスルッと飲み干してしまったので、2杯目は「鮎正宗の純米酒」をいただきました。お腹も満たされて満足です!

こちらのお店は2000円でお酒飲み放題が楽しめるほか、「晩酌セット」という飲み物1本、お通し、前菜、のっぺ、お刺身、締の蕎麦がついて2500円(税込) ※+1490円で飲み放題付きという激アツなメニューもあり、お昼からガッツリ飲む事も出来るかなりの良酒スポットでした。
店内は1階〜3階まであり座席数は多いのですが、平日でも昼間はお客さんでいっぱいでしたので、予約して行かれる事をオススメします。
新潟駅から徒歩数分なので、新潟を訪れた際はぜひ行ってみてください。
須坂屋そば 新潟駅前店
https://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15000031/
大自然の中にポツンと佇む古民家で作られたお酒「LAGOON brewery」

次の酒スポットは新潟駅から電車に乗って20分ほどの豊栄駅が最寄りの「LAGOON brewery」です。
LAGOON breweryは新潟県の北部にある「福島潟」という名の潟のほとりにあります。
福島潟は湖面に雄大な五頭連峰を映し出し、四季折々の日本の原風景を今に残す、美しい水辺です。「日本の自然百選」に選ばれるほどの自然の宝庫で、ハクチョウはもちろん、天然記念物であるオオヒシクイの日本一の飛来地でもあり、多様な動植物の命を育む場所になっています。
そんな福島潟のほとりに2021年に作られた小さな日本酒蔵とのこと。
こちらは何といっても建物と空間がステキで、昔の古民家をリノベーションしたような空間の中にカフェスペースがあり、ここでつくっているお酒やソフトクリームなどをいただけるスペースがあります。

お酒の無料試飲と有料試飲があり、まずは無料試飲ではドブロクの「酔いどれイチゴ」「酔いどれメロン」をいただきました。こちらはお米と季節の果実を一緒に醸すタイプのお酒で、いわゆる清酒ではなく新しい製造方法、フレーバーのクラフトSAKEなど様々な新しいお酒作りにもチャレンジしているようです。


「酔いどれメロン」はお米の粒がそのまま残っているお酒でしたが、後味は確かにメロン感がしっかりしておりフルーティーかつジューシーな味わいが口いっぱいに広がります。飲み干してもコップの底にお米の粒が残っているほどです。
対して「酔いどれイチゴ」は濁りがそこまで強くなく、香りが本当にイチゴで、白ワインのような豊かな酸が心地よいお酒です。
そして有料試飲の3種飲み比べ(750円)もいただきました。

「翔空 HOP SAKE ほっぺ」は日本酒の製法をベースにしながらホップをモロミの中で醸して作られるお酒です。
色は少し紫がかっており、香りも非常に高く上質な白ワインのよう、ホップの華やかさと爽やかな酸味が心地よい、夏にピッタリのお酒でした。
「レゾネコ 梅と茶」は、麒麟山酒造から梅酒製造後の梅の実を、冨士美園からお茶抽出後の茶殻をいただいき、それらを米とともに発酵させた共鳴するコラボ酒とのこと。
いただいてみると名前の通り後味が本当にお茶!という感じでこれもまた美味かつ暑い時期にピッタリな爽やかな味わいでした。
3杯目は「翔空 越淡麗39S9 令和6年度の挑戦」です。こちらは純米大吟醸ながらドブロクという他にはなかなか出会えないお酒。さすが、にごり酒と良いながら辛口でスッキリと飲めてこれも夏にピッタリな爽やかな味わいでした。

ホームページにも載っていないここでしか飲めないお酒もあり、このセットが750円でいただけるのは、お店のステキな雰囲気も含めて満足度が高いです。こちらのカフェスペースではお酒だけでなくソフトクリームも販売されており、1人3,000円で代表田中によるガイド付き酒蔵見学ができるそうです。
酒蔵見学には、テイスティング代金・SAKE代金(※)が含まれているそうで、かなりお得な内容になっているので、こちらも見逃せません。(※Shopで販売中のSAKEをどれでも1本お持ち帰りいただけます。1本あたり2,500円前後が相場となっています)
こちらも新潟を訪れた際はぜひチェックいただきたい良酒スポットです。
LAGOON BREWERY
www.lagoon-brewery.com
さて、まだ外は明るく台風の影響もなく良いお天気なのですが、今回の酒旅のメインイベントの夕食に備えて一旦お酒はこれで終了にしておきます。
次回はメインイベントの夕食「日本酒飲み放題」の様子をレポートしていきますので、引き続きお付き合いください。
