こんにちは。今回は京都にある京と鮮魚を堪能できる漁港直送居酒屋「魚里ゐ夷(とりいえびす)」に行ってきました。こちらのお店で最高すぎる時間を過ごせたのでご紹介します。
京都の烏丸駅から徒歩3分という好立地ながら、なんと40種の日本酒含む90分飲み放題付きコースを5,500円(税込)で楽しめます。
日本酒のラインナップは冩楽、羽根屋、醸し人九平次、風の森、獺祭など本当に飲み放題で良いのかと疑いたくなる内容です。
日本酒以外にもビールの種類も豊富で、ウイスキ・酎ハイ・梅酒も通常とは違うこだわりのお酒が揃っています。お店の雰囲気、お料理も格別でしたので皆さまにもぜひ体験いただきたく、今回も最後までお楽しみください。
目次
この冷蔵庫が家に欲しい!絶景の店内にテンション爆上がり!

ワクワクしながらお店に到着しました。お店の入り口横には生け簀があり、中には鯛が泳いでいます。新鮮なお魚がいただけそうですね。2階の席に案内されると席の前には絶景が…この冷蔵庫が中身ごと家にあり、毎日この眺めを見ながら暮らせたら幸せ…と思うほどです。
この日本酒が飲み放題とは、なかなかに幸せな時間が過ごせそうです。

羽根屋に美丈夫、鳳凰美田に獺祭など有名な銘柄も多数で、飲みたいお酒が多すぎます。肝臓があと2つか3つ欲しい…

こちらが飲み放題のメニューです。日本酒の種類が豊富なだけでなく、クラフトビールまで飲めるとは本当に素晴らしいですね!焼酎も9種類、果実酒も鳳凰美田のうえ、梅酒も4種類あります。
1杯目はお口を潤すためにもシルクエールをいただきました。早速乾杯!この瞬間のために仕事をしているようなものです。

飲み放題の日本酒40種はこちら!やはり飲みたいお酒が多すぎて肝臓があと2つか3つ欲しい…
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・魚里ゐ夷 ・徳次郎 ・建都 ・十石
・双鯉と亀と生原酒 ・まつもと ・英勲
・聚楽第 ・陸奥八仙 ・赤武 ・日高見
・ゆきの美人 ・一白水成 ・くどき上手 ・上喜元
・冩楽 ・龍神 ・八海山 ・〆張鶴 ・羽根屋
・立山 銀嶺 ・天狗舞 五凛 ・九頭龍 ・明鏡止水
・磯自慢 ・醸し人九平次 ・義侠 ・松の司
・七本槍 ・春鹿 ・風の森 ・紀土
・出雲富士 ・雨後の月 ・東洋美人 ・獺祭
・美丈夫 ・東一 ・ちえびじん ・豪快 ・澪(甘口・辛口)
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フレッシュ・フルーティー!風の森・羽根屋・ちえびじん・獺祭!

最初は奈良のお酒「風の森 秋津穂657」からスタート!
風の森らしいフルーティーかつフレッシュさ、綺麗な口当たりに、心地よく弾ける風の森ならではのぷつぷつとした微発泡感がたまりません。柔らかな旨味と瑞々しい甘み、軽やかな酸味が混ざり合って1杯目にピッタリです。
こちらのお酒は「風の森好適米」とも言われる、奈良県産の秋津穂を65%精米で使用されています。「風の森」ブランドはお米をあまり磨かず、大地のエネルギーを発酵に生かして豊かな複雑味が最大化しているのが特徴。他にも露葉風、山田錦、雄町、愛山といった酒米を使用したお酒もラインナップされているので、飲み比べも楽しい銘柄です。
フレッシュな味わいのためスルスルとお酒が進んでしまい、一瞬でなくなってしまったので早速2杯目を注文します。

2杯目は「羽根屋 特別純米酒 瓶燗火入れ」にしました。飲む前からうっとりする青りんごや洋梨を思わせる香りが漂い、口に含んだ瞬間に上質な味わいに心を奪われるお酒です。
丸みを帯びた米の旨味・甘味・酸味のバランスが取れており、どんな料理とも合わせやすい印象を受けました。
このフレッシュな酸味とまろやかな旨味の秘訣は「瓶燗火入れ」という製法です。日本酒は「火入れ」という加熱処理をするのですが、目的は日本酒を劣化させる火落ち菌を殺菌すること、そして日本酒の中に残った酵素の働きを止めて、酒質を安定させるためです。「瓶燗火入れ」はデリケートな高級酒向けの製法で、素早く加熱し急冷することで、味わいの劣化が少なく済みます。
羽根屋は他にも多くのラインナップを展開しており、全米日本酒歓評会2025でも金賞 銀賞を受賞しています。どれも本当にクオリティが高く旨いお酒なので、見かけたらぜひ飲んでみてください。虜になること間違いなしです!

3杯目は「ちえびじん 純米酒」で、優しい甘味と軽やかな酸味がマッチしたバランスの良いお酒です。フルーティーな吟醸香もしっかり感じられ、しっかり冷やしてワイングラスで飲みたい味です。お米を磨かなくても綺麗で、美味しい純米酒を造りたいとの想いから生まれたお酒だそう。
そして、2018年にフランスで行われた日本酒コンクール「KURA MASTER(クラマスター)」にて 大吟醸などもラインナップされた全出品650銘柄中唯一、最優秀賞の「プレジデント賞」に選ばれたという実力もあるお酒です。
続いては華やかでフルーティーな日本酒の代名詞「獺祭 純米大吟醸45」です。
日本酒ビギナーの方から、海外の方まで多くの人に支持される美味しさがあります。香りは本当に華やかで青リンゴのようにフルーティー。口に含むと綺麗な甘味が口内に広がり、次第にクリアな辛口に。華やかな香りの余韻を残して消えていく、上品で色気のある味わいです。
獺祭を造る旭酒造は、伝統的な酒造りの慣習にとらわれず徹底したデータ管理と分析により、高品質な日本酒の安定供給と生産量拡大に成功した蔵としても有名です。
1つ目は杜氏(酒造りの最高責任者である職人)の経験や勘に頼る伝統的な体制を廃止し、製造工程の各段階をデータで管理・共有したこと。
2つ目は製造工程の「見える化」で、温度や湿度、発酵の進み具合といった様々なデータを詳細に記録し、「見える化」することで経験の浅い従業員でも一定の品質を保った酒造りができるようになったことです。
日本酒が進む進む…!ぷりぷり新鮮なお魚三昧!

こちらのお店はお酒だけでなくお料理も最高でした!5,500円の日本酒飲み放題コースのお料理はこちら。
・お造り盛り合わせ
・おばんざい盛り合わせ
・新レンコンの肉みそのコブサラダ
・秋鮭と舞茸のみぞれあんかけ
・秋刀魚の竜田揚げ
・ブリ大根
・海鮮ちらし寿司
・赤だし
・季節のシャーベット
「新鮮なお魚にこだわっている」とい言うだけあり、特にお造り盛り合わせのマグロ・サーモン・ブリ・鯛など、肉厚でプリプリとした食感のお魚は日本酒にピッタリで、お酒がすいすい進んでしまいました。
他にも美味しかったのがブリ大根!ブリはアラの部分を使用しており、柔らかく甘すぎないお魚の味が素直に楽しめる味付けでした。個人的に身よりアラの方が大好物なのでテンションが上がりました。ヒレ付近は脂身たっぷり!プリプリのコラーゲンを感じる箇所はお酒にピッタリです。

まだまだ飲みたい!一白水成・AKABU・陸奥八仙!

今回唯一初めて飲んだのが「一白水成 特別純米酒」です。
こちら秋田県の酒蔵で、酒米は吟の精と秋田酒こまちを使用しており、両方とも秋田県で開発された酒造好適米です。
お酒作りに欠かせない酵母も秋田酵母を使用しており、まさに100%秋田県なお酒です。
口に含むと、ふわりとした綺麗な甘味と旨みが広がります。程よい酸も心地よくお食事にも合わせやすい一杯でした。
ちなみに「一白水成」とは“白”い米と“水”から“成”る“一”番旨い酒という意味だとか。お値段は、なんと一升瓶1,800mlで2,500円という破格でした!このクオリティでは安すぎると驚いてしまうほど。
毎日の晩酌にピッタリなお酒なので、こちらもぜひ飲んでみてください。

岩手県の「赤武 AKABU 純米」はしっかりどっしり旨味です!心地よい果実香と綺麗できめの細かい酒質。 余韻も長すぎず、短すぎずのバランス良いお酒です。
赤武酒造の杜氏である古舘龍之介さんはなんと32歳!情熱と根性と愛情を持ったお酒造りをされているそう。
龍之介さんは、東京農大在学中には利き酒チャンピオンにも輝き、とことん「酒」にのめり込んでいったといいます。 2014年に卒業後その年の12月に日本酒「AKABU赤武(あかぶ)」を世に出しました。 ラベルはデザインの仕事をしていた蔵人が自ら書き上げ、赤武酒造の名前から赤い武士を描いたものです。

美味しいお酒と肴を楽しみ、お酒の話で盛り上がっていると早くもラストオーダーの時間になってしまいました。
最後に頼んだのは青森県の「陸奥八仙 ISARIBI」です。
フルーティーな酒質が多い陸奥八仙ブランドの中では珍しい、シャープでスッキリ辛口が特徴的な味わいです。「ISARIBI」の名前の通り魚料理のために生まれてきたお酒で、このお店のお料理にピッタリです。
ちなみに、漁火(いさりび)とは、夜の海で魚を獲るために船上で焚く火のことです。イカ釣りでは、光に集まる習性を利用し、夜の海に無数の灯りが浮かび上がります。青森県八戸港は、イカの水揚量で日本一を誇る漁業の拠点です。夏から秋にかけて、水平線いっぱいにイカ釣り船が並ぶ光景は圧巻そのもの。夜になると船上の集魚灯が海を照らし、幻想的な漁火が広がるそうです。
青森県を訪れたことがないのですが、美しい漁火が広がる中、海の香りを感じながら採れたての新鮮なイカ(ワタもいただきたい!)をその場で捌き、日本酒と一緒にいただけたら最高でしょうね。
想像しただけでもよだれが出る憧れの体験です…
ラベルには美しい「夜の八戸の海」が描かれており、現地を訪れたい想いが高まる一杯でした。
いかがでしたか?京都の街中にいながら北は青森県から南は大分県まで、日本全国の日本酒と新鮮なお魚を心ゆくまで満喫することができ、星5つをつけたい名店でした!
今回は会社の飲み会で訪れましたが、京都らしいおばんざいも多数で、九条ねぎ袋や赤コンニャクのおでんなど珍しいものがありますので、観光で京都に来られた方にもおすすめです。
料理はあまり必要なくストイックに日本酒を飲みたい方には、日本酒30種類以上が90分単品飲み放題2,200円(税込)、生ビール+日本酒30種類で90分単品飲み放題2,700円(税込)というコースもあります。
しかも食べログには「日本酒に合う珍味盛り合せプレゼント」というクーポンがあるので、今度は単品飲み放題にチャレンジしたいと思います。
引き続き素敵な酒場を紹介しますので、お楽しみに!
