こんにちは。暑くなってきて昼から飲みたくなる今日この頃ですね。
今回は「魚と酒と個室 海鮮すなおや食堂」という日本酒が豊富な激アツ店をご紹介します。
こちらのお店はJR新大阪駅から徒歩7〜8分ですので、関西にお住まいの方も旅行や出張で大阪に来た方も訪れやすい場所にあります。
夜の宴会コースも良いのですが、なんと11時からオープンされており、お昼の宴会コースは更にお安く飲むことが出来ます。
お酒が豊富すぎてうっかり飲みすぎ一部記憶を無くてしましたが(笑)、日本酒好きの方、お会計を気にせずとにかく飲みたい方に絶対行っていただきたい名店でしたので、ご紹介します。
※日本酒は季節のお酒です。時期によって種類が異なるので、今回紹介したお酒が必ず飲めるわけではありません。ご了承ください。
魚と酒と個室 海鮮すなおや食堂
https://k821707.gorp.jp/
目次
【昼飲み限定】『通常90分2500円→半額!90分1250円』最強飲み放題!
来店前にお店のホームページを見ると、なんともワクワクする記載がありました。
「みんなの度肝を抜く!エクストラコールドビールはもちろん、日本酒約60種類、焼酎約100種類、果実酒約50種類、ハイボール、チューハイ、カクテルなどなど。ありとあらゆるドリンクが飲み放題!」
また予約サイトのクーポンページには【昼飲み時間限定】最強飲み放題!通常90分2500円→お昼は半額!90分1250円というなんとも素晴らしいものがあり、今回はこのクーポンを使って、とにかく日本酒を楽しんできました。
ワクワクしながら来店して冷蔵庫を見ると…はい、最強です!失礼しました。
これは90分の激しい戦いになる事間違いなしです。
1杯目:獺祭 純米大吟醸45
1杯目はプレミアム日本酒も代名詞とも言える「獺祭 純米大吟醸45」にしました。少し前まではなかなか買えないお酒でしたが、最近は様々なところで見かける事ができて嬉しい限りです。安定の甘みが心地良い素晴らしいお酒です。
「45」は精米歩合45%という意味で、お米を45%まで磨いた=55%は削ったという事です。
しかし獺祭がすごいのは三割九分(=61%削った)、二割三分(=77%削った!)という他には無い磨きの技術と、磨いているのにしっかりとした米の旨みが出せている点がやはり素晴らしいですね。
ちなみにこちらのお店は最初の1杯目だけはお店の方がお酒をついでくださいますが、2杯目以降はセルフで冷蔵庫から出して自分でつぐスタイルです。
逆にありがとうございます。たくさんいただきます!
旭酒造株式会社
https://www.asahishuzo.ne.jp/product/main/45.html
2杯目:喜楽長 限定 純米酒 proto type
限定のprototypeのお酒とくれば、飲まない訳にはいかないでしょうと選んだ2杯目がこちらです。普通の喜楽長は飲んだ事があるのですが、日本酒は季節によって種類が色々変わるものなのでその場の出会いが大切です。
喜楽長は滋賀の酒蔵さんで、滋賀は意外と酒蔵の数は多いながらも小規模なため全国的に流通していないレアモノも多い土地なのです。
何故prototypeなのか調べてみると「滋賀県新開発酵母」を使用しているのだとか。
酵母も酒米もどんどん新しいものが出ていて、ちょこちょこ初めて聞いたというものに出会います。
日本酒自体は歴史あるものですが、令和になっても日々進化しているとは‥酒蔵や農家さんの努力に驚きながら美味しくいただきました。
喜多酒造株式会社
https://kirakucho.com/
3杯目:ちえびじん 純米吟醸 山田錦
こちらも獺祭に近いしっかりフルーティー系な味わいでした。
ちえびじんの中でも「はじめの一歩」というお酒で、初代女将の名前「智恵(ちえ)さん」が由来との事です。
大分県の山田錦100%使用しており「優しい甘みと綺麗な酸」のコンセプト通り、素敵なお酒でした。
有限会社 中野酒造
https://chiebijin.com/
4杯目:マル加 純米大吟醸
今回はなるべく飲んだ事の無い日本酒も試してみようと思い選んだ4杯目が「マル加 純米大吟醸」。
新潟県上越市の加藤酒造さんのお酒で、飲んだ印象はスッキリ辛口系が多い新潟の酒とは異なり、どちらかと言えば甘めでどっしりした味わいで驚きました。
酒米が気になりラベルを見たのですが記載がなく、ネットで検索して情報が出てきませんでした。しかし、おそらく新潟で主流の酒米「五百万石」では無い酒米を使用していると思わせる旨味溢れるお酒でした。
加藤酒造株式会社
https://kato-shuzo.jp/
5杯目:越乃輝虎 大吟醸
次も新潟のお酒にしたのですが、こちらは「これこれ!これが新潟の酒!」というようなスッキリ辛口の酒で、今までのフルーティー系から口がシャキッと引き締まりました。
こちらは酒米に五百万石を使用されていそう。
このタイミングでお刺身盛り合わせも来て、もうテンションMAXです。やっぱり日本酒には魚ですよね。いただきます!
お福酒造株式会社
https://www.ofuku-shuzo.jp/
6杯目:雨後の月 特別純米 山田錦
次も安定の雨後の月です。広島は呉のお酒で、こちらもしっかり甘めでお米の旨みがしっかりとした良いお酒です。
「雨後の月」という名前も改めてステキですよね。雨の後のキレイな月のようにスッキリ澄み切った美しいお酒です。
相原酒造株式会社
https://www.ugonotsuki.com/
7杯目:墨廼江 特別本醸造
こちらは初めて聞いた日本酒で、スッキリ辛口系なこれまた海鮮に合うお酒でした。
石巻の酒蔵さんが作っているお酒で、「すみのえ」と読むそうです。
酒米は五百万石と蔵の華を使用。「蔵の華」とは聞いた事がない酒米だったので調べてみると宮城で開発された酒米とのこと。
雪深い地域でも育てやすく雑味のない味が出るとは、なかなか強い酒米です。
墨廼江酒造さんは他にも色々なお酒を作っているようで、他のもチャレンジしてみたいです。またお出合い出来ますように。
墨廼江酒造
https://imadeya.co.jp/
8杯目:神雷 純米酒 八反錦 うすにごり
そろそろ休憩(?)がてらフレッシュな新酒をと「うすにごり」をセレクトしました。
予想以上のフレッシュさで酔ってきましたが口の中もフレッシュになってまだまだ飲めそうになりました。
12月ごろになると出回り始める新酒…日本酒は季節の酒ですが、新酒の中でも特に「うすにごり」が大好きです。
「うすにごり」とは新酒を搾ったあと、ろ過をせずにビン詰めしたもので、搾る際は目が荒いザルのようなもので濾したお酒。搾った後のお酒はまだ白い濁り(オリ)がある状態で、これが「うすにごり」と呼ばれる所以です。
オリこそ酒の旨味成分の基で、ワインにも「シュール・リー」という発酵後にオリ(酵母)を取り除かずに、オリの上で熟成させる製法があります。
新酒なので荒々しいこともあるのですが、このオリがあることで旨味と共にフレッシュ感がUPして微発泡のものもあって最高です。
三輪酒造株式会社
https://www.shinrai-1716.com/
9杯目:信濃屋 嘉平 大吟醸
これも初めて見かけたお酒なのでチャレンジしてみたのですが、調べてみると長野県の遠藤酒造場さんのお酒だったと知って驚きました。
遠藤酒造場と言えば彗(シャア)という「ガンダムお好きなのですね」と言いたくなる日本酒を作っている蔵元さんで、彗は飲んだことがありました。
三重の「作(ザク)」と合わせれば日本酒ガンダムセットの完成ですね。
遠藤酒造場
https://www.keiryu.jp/
10杯目:冩樂 純米吟醸
忙しい飲み放題もそろそろ終了の時間が近づいてきたので、最後は定番の「冩樂(しゃらく)」で締めることにしました。
冩樂は酒米に五百万石を使用しており、五百万石はスッキリ辛口系に仕上がる傾向があるのですが、しっかりした旨口なお味です。
このお店の最強飲み放題はセルフで冷蔵庫からお酒を取り出して徳利に入れてOKなので、終了時間に新たに徳利いっぱいにいただいてフィニッシュしました。
昼から美味しいお酒をたくさん飲めて大満足です。ありがとうございましたー!
宮泉銘醸株式会社
http://www.miyaizumi.co.jp/
今回は飲み放題単品で90分1250円コースを予約したのですが、食べ物メニューが少し割高だったためお会計は1人5000円少々となりました!
とは言え料理は日本酒に合うものばかりで美味しかったですし、日本酒もこれだけ色々飲めたので大満足でした。
しかしなんともっと最強のコースを発見してしまいました。
なんと2時間飲み放題とコース料理もついて4000円です!
90分でも少し記憶をなくすくらい飲んだため、2時間の飲み放題となるとと家に帰れるか心配ですが(笑)4000円はお得過ぎるので、次はこちらで再挑戦したいと思います。
また、実はこの最強飲み放題は、ボトルワインも自由に開けて良いシステムなのです。日本酒とワインをチャンポンすると酔い過ぎて大変な事になりそうなので、今回は手を出さなかったのですが、当然ビールも飲み放題でお酒の種類が豊富なオススメ店です。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょう?