日本酒を知るには、ぜひレベルが高いと言われている東北地方の日本酒からチェックしていただきたいです。
今回は東北地方にスポットをあて、日本酒を紹介します。
目次
東北地方は日本酒レベルが高い そう言われる理由は?
東北地方は冷涼な気候で土壌の質も良く名水の流れる豊かな大地です。
その恵まれた環境によって作られたお米は、質の高い美味しいお米に成長します。
そのため、蔵元が多く銘酒も数多く存在し、「日本酒の激戦区」と呼ばれるほどです。
となると、必然的に日本酒の酒質レベルは上がることになります。
厳選!おすすめだらけの東北地方の日本酒
【田酒(でんしゅ)特別純米酒/西田酒造店】
住所:青森県青森市油川大浜46
蔵見学:不可
http://www.densyu.co.jp/index.html
原料米:華吹雪
精米歩合:55%
日本酒度:0
田んぼでとれないもの以外は使用しないという意味のある「田酒」です。
とてもスッキリした飲み口の辛口日本酒になっています。
【雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)純米吟醸/齋彌酒造店】
住所:秋田県由利本荘市石脇字石脇53
蔵見学:HPで確認
http://www.yukinobousha.jp/index.html
原料米:山田錦、秋田こまち
精米歩合:55%
日本酒度:+2
お米の豊かな香りが特徴的です。
口に含んだあとの日本酒特有のにおいが無く、程よい酸味があり、スッキリしています。
【南部美人(なんぶびじん)純米吟醸/株式会社南部美人】
住所:岩手県二戸市福岡上町13
蔵見学:HPで確認
https://www.nanbubijin.co.jp/
原料米:ぎんおとめ、他 美山錦、他
精米歩合:麹50%、掛55%
日本酒度:+5
南部美人の確かな酒質の高さは受賞歴が証明しています。
そのレベルの高さから、いまではアメリカやイギリス、シンガポールなど海外に多く輸出されています。
キレのある飽きのこない味は日本食との相性抜群です。
【弥助芳醇辛口純米吟醸 日高見(ひたかみ)/平孝酒造】
住所:宮城県石巻市清水町1-5-3
蔵見学:不可
原料米:蔵の華
精米歩合:50%
日本酒度:+4
港町にある酒蔵だけあり、魚介類との相性は最高です。
クセのない透明な飲み口はついクイクイッとすすんでしまいます。
やわらかな中にもしっかりしたキレを感じる日本酒です。
【本醸造 浦霞(うらかすみ)/(株)佐浦】
住所:宮城県塩釜市本町2-19
蔵見学:HPで確認
https://www.urakasumi.com/
原料米:まなむすめ、トヨニシキ
精米歩合:65%
日本酒度:+5~+6
淡麗辛口の飲み口は昔の日本酒のイメージを変えました。
飲みやすく、スッと自然にのどを通っていく後味のよい日本酒に仕上がっています。
【純米吟醸酒 出羽桜(でわざくら)つや姫/出羽桜酒造(株)】
住所:山形県天童市一日町一丁目4番6号
蔵見学:HPで確認
https://www.dewazakura.co.jp/
原料米:つや姫
精米歩合:50%
その名の通り、つやのある上品な香りが特徴のつや姫を100%使用しています。
フルーティーさを感じる香りとほのかな甘みがあります。
【奥の松(おくのまつ)特別純米酒/奥の松酒造(株)】
住所:福島県二本松市長命69番地
蔵見学:事前予約が必要
http://okunomatsu.co.jp/
原料米:国産米
精米歩合:60%
日本酒度:0
お燗でいただくと、お米の香りをよりいっそう楽しむことができます。
飽きのこない味が飲みやすいと評判です。
おすすめの東北地方の日本酒はまだたくさんありますが、止まらなくなってしまうので、続きはまたの機会に紹介します。
どれも酒屋さんで見つける事ができるので、探してみてください。