牧野酒造大盃「桶五十三号」-イナズマラベル！！-

2022年01月26日 (水)

コラム / 日本酒

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以前、当サイトより、牧野酒造の「大盃 Macho」「SAKE DI PASTA」を紹介したが、当蔵より新たにユニークな限定商品が出た。

その名も「大盃桶五十三号」 - イナズマラベル -。

若干古紙を感じさせる紙地に白と赤の配色、四角張った黒フォント、
…まさしく、昭和アニメ、「鉄人28号」を思わせるデザイン！！
陳列棚に他の商品と並んでいても目を引き、思わず手に取ってしまう商品である。

今回は、この強烈なインパクトをもつお酒、「大盃桶五十三号」についてご紹介したい。

大盃桶五十三号

この「五十三号」はお酒の貯蔵タンク(サーマルタンク)の番号を表すそうだ。しかしながら、一から順番に造られた桶番号ではない。たまたまこのお酒が造られた桶の番号が「五十三号」だったそうだ。
そして、この「桶五十三号」は、その年の下半期で最もコンディションのいいお酒が選定され、晩秋に発売されたお酒である。
数々あるタンクのお酒から選ばれたお酒であり、衝撃的なおいしさ故に、桶にイナズマが落ちてきたようだ。

酒米としては、「玉苗」「吟ぎんが」の珍しい組み合わせで、バナナやメロンといった豊かな果実味を感じさせ、インパクトのある仕上がりとなっている。

なお、今回のイナズマラベルは限定品であり、通常のクラシカルラベルも販売されている。

大盃桶六十七号

こちらは、上半期で最もコンディションのよいお酒として選定され発売された「大盃桶六十七号」である。
こちらも「桶五十三号」と同様、貯蔵タンクの番号となっている。
例年発売される「桶六十七号」は、穏やかな果実香を含む味わいをもち、やわらかな口当たりを感じさせる。
今後発売される、2022年版の「桶六十七号」を楽しみにしたい。

牧野酒造、関東信越国税局酒類鑑評会最優秀賞を受賞

当酒蔵は、昨年より引き続き、二年連続で関東信越国税局酒類鑑評会、純米酒の部で最優秀賞を受賞した。低精白にこだわったMachoシリーズ、パスタにあうことをコンセプトに作ったSAKE DI
PASTA、いずれも杜氏の酒造りに対するユニークな発想、斬新なコンセプトが素晴らしい。また、いつも目をひくラベルデザインで、視覚的にも心をギュっと鷲掴みにされてしまう。
定番シリーズはもちろんのこと、今後でてくるであろう新しいコンセプトのお酒も楽しみだ。