こんにちは。今回は大阪でステキすぎる日本酒のイベントが開催されたので参加してきました。
主催は兵庫県西宮市にある日本盛さんで、ブレストタイムや開発途中のお酒を試飲できるなど他のイベントにはない貴重なプログラムでした。
参加費3,600円(はなや香3種飲み比べ・日本盛のお酒各種試飲・軽食ビュッフェ・お土産セット付き)と超破格な良イベントでしたので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
日本酒のイメージを覆す!キラキラ空間と演出で社交界レビュー気分
会場はなんばパークスのお店を貸し切っての開催で、このようなお酒のイベント参加は初めてだったため、わくわくしたながら会場へ足を踏み入れました。
すると早速ステキなお料理が!ウェルカムドリンクとしてはなや香を2本いただけました。
暑い中歩いてきたので、キンキンに冷えた日本酒がとても嬉しいです。入り口には写真撮影コーナーもあり、お花も添えられていてとてもオシャレで女子感が高い!
キラキラしていていわゆる日本酒=オジさんのお酒というイメージが払拭されます。
座席に着席すると、もう飲んで良いとの事で早速いただきます。
非常に飲み口が薄い、良いワイングラスがセッティングしてあり、さっそくワイングラスに注いでいただきます!
最初にいただいたのは「はなや香 ゆずソーダ」です。甘すぎず、暑い日の最初の1杯目にピッタリでついついゴグゴグいただいてしまいました。ゆずの皮につけこんで、最後にガスを入れて炭酸を足しているのだとか。
最初の1杯を楽しんでいると日本盛の社員の方がテーブルに来られ、LINEのお友達になるとステッカーをプレゼントとの事で、早速お友達登録をしました。
社員の方が同じテーブルに着席され、別の男性2名も同じテーブルにおられました。
お酒を楽しみながら同じテーブルの皆さんでワークショップを行い、お酒に関して自由に語ってOKとのこと、なにやら非常に楽しそうです!
もらったステッカーは缶の日本酒がデザインされており、中のイラストがアウトドア風になっていたので、社員の方に理由を尋ねると、缶タイプの日本酒なら気軽にどこでも飲めるので、アウトプットでも飲んで欲しいという想いが込められているのだとか。
かわいい見た目に反して超本格的!「Hanaya_ka*はなや香」
「Hanaya_ka*はなや香」は「日本酒離れ」といわれる中、上質な飲食店で飲むような日本酒をもっと手軽に、少量で楽しめるように日本盛独自の酵母で作ったお酒とのこと。
確かに酒飲みとしては外で気軽に日本酒が飲めるのは嬉しいですよね。
普通、日本酒は四合瓶か一升瓶なので、重い上に開けたらコップが必要、多いのでその場で飲み切れない等色々問題がありました。
それがコンビニでビールや酎ハイを買う感覚で購入でき、180mlの飲みきりサイズで、大容量が飲みきれない、少量だと美味しくないかも…という不安を払拭できる「ちょうどいいサイズ」です。
実はこの夏、コンビニの冷蔵庫で発見したので購入してみたのですが、正直舐めていたというか…いわゆるカップ酒のようなベタベタな日本酒だろうと思って飲んだのですが、非常にフレッシュでクオリティの高さに驚きました!
このフレッシュ感も缶を採用している理由で、缶に入れ空気に触れさせないことで品質を落とさず常温でも流通可能に出来たのだとか。素晴らしい工夫ですね。
超豪華!日本酒が何倍も美味しくなるお食事!
2本目の「はなや香」のシャープなタイプもいただきます。
1本目のゆずソーダはアルコール度数が7%だったのですが、こちらは15%と通常の日本酒同等の度数があります。
開けてみるとシュッと良い音、味わいは非常にフレッシュかつシンプルなので、こちらも暑い夏にピッタリなお食事を邪魔しないお酒です。
さて、本イベントはなんとお食事もいただけるとのことでメニューは下記です。
なかなかに豪華で驚きました。(朝ごはんを抜いて来ればよかったと反省するレベル)
<軽食バイキングメニュー>
・たたききゅうりとトマトの塩昆布和え
・ポテトサラダ
・シラスとパルメザンチーズのカナッペ
・炙り鰹の和風カルパッチョ
・アジ南蛮
・子持ちニシンの山椒焼き
・鶏もも肉の塩麹ロースト
特に子持ちニシンの山椒焼きは、苦味と旨味が濃縮されており日本酒のおつまみとしてピッタリなお味でした。
やっぱり日本酒にはお魚!テッパンですが、最高です。
あっという間に最初にいただいた2本を飲み干してしまいましたが、まだまだお酒が出てくるとのこと。
イベントページには「試飲」と記載されていたので、どの程度飲めるのかわからなかったのですが、これは飲み放題に近いレベルのです(笑)ガッツリ飲んでいきますよ!
ワークショップ!気軽に日本酒を飲んでもらうにはどうしたら良いか?
次に日本酒ソーダをいただきながら、ワークショップタイムに突入しました。
ワークショップでは「日本酒を飲むようになったキッカケ」と「気軽に日本酒を飲んでもらうにはどうしたら良いか」をテーブルの皆さんと議論する内容でした。
気軽に日本酒を飲んでもらうための方法については色々な意見が出たのですが、面白かったのは「子供のころから親しみを持ってもらう」というアプローチです。
「こどものビール」や「シャンメリー」のように子供が大人のマネをしてお酒っぽい飲み物を飲むことは、子供にとって特別な体験です。同じように「子供用の日本酒」があったって良いのではないか、甘酒は既にあるので、脱アルコールで美味しいお酒が出来れば子供だけでなく、最近の健康思考やお酒を飲めない人にもアプローチできるのではという意見が出ました。
また、ヤッホーブルーイングさんがやっておられるようなパッケージを可愛く取っ付きやすいものにする手もありそうです。
改めてお酒を提案する側に立って考えると、課題は多そうですが楽しいですね!皆さんと会話できてとても良い時間が過ごせました。
超貴重!開発途中のお酒の試飲!
次は、開発途中のお酒(ハーブやフルーツなどを一緒に発酵させた今話題の新感覚の日本酒)の試飲タイムです。
非常にカラフルな見た目のお酒で「ハイビスカス&ローズ」「ラベンダー&バタフライビー」「ホップ」「キャロット」の4種類の試飲ができました。「新商品発売に向けて率直なご意見をお願いします。」とのことで、きちんと飲んでコメントを…と飲んでみたのですが、正直どれも微妙…
最近ワインを色々飲み比べていて驚くのが、どれも原料は「ブドウ」のみなのに、その香りや味わいが千差万別なこと、そしてその香りや味わいはブドウや発酵からくる自然由来の香りです。
一方、開発中のお酒から漂う香りはどこか作り物っぽい印象を受け、ただただ違和感…といった印象でした。うーん、残念…
しかし、開発途中のお酒を試すという貴重な機会をいただけ、これもまた楽しい体験ができました。
その後はゆず風味や抹茶風味のお酒など様々なお酒を試飲させていただきすっかり酔っ払ってしまいました!
そして最後にお土産として「Hanaya_ka*はなや香」を2本と、クリアで綺麗な枡もいただけ、これだけ飲んで食べて会話を楽しんでお土産までいただけて3,600円は本当に破格でした。
日本酒のイベントには今まで色々参加してきましたが、過去1番楽しく満足度が高いイベントでした!
日本盛さんでは現在、アンバサダー制度の導入を検討されているそうです。私も一緒に日本酒業界を盛り上げていきますので、皆さんも一緒に飲んで応援しましょう!
またよろしくお願いします。