家にいる時間が増える冬におすすめなのは読書ではないでしょうか?本にはネットでは載ってない情報がたくさんあります。
実はウイスキーの本はかなりあり、どれも魅力的な本ばかりです。私がこれまで読んだおすすめの3冊を紹介します。
目次
■もし僕らのことばがウィスキーであったなら/村上春樹
ウイスキーが好きな村上春樹の本。
村上春樹と奥さんがアイラ島とアイルランドを旅した旅行記です。
写真が多いのでとても読みやすい。
ページ数も少ないのですぐに読むことが出来ますので、活字が嫌いな人にもお勧めです。
読んでいるとあたかも自分が旅行している気分になります。
村上春樹の小説って難しいイメージがありますが、これはよく分からない言い回しのようなものがないのですんなりと頭に入ってきます。
比較的、大きな書店に置いていますので買いやすい本でもあります。
■琥珀の夢/伊集院静
上下巻の大作です。
この小説はサントリーの創設者である鳥井信治郎の生涯が書かれてます。
サントリーといえば、日本初のウイスキー蒸溜所を建設した会社で誰でも知っている飲料、アルコールのメーカーです。
創設者の鳥井信治郎はこの小説を読んでいると、バイタリティーに溢れた人で1度思い立つとすぐ行動するタイプだったようです。
その行動は他人を困惑させることもありましたが、鳥井信治郎の魅力でもあり惹きつける人間であったことは間違いありません。
情に厚い人で思いやりがあり、社員を大切にしていたようです。
でも、若い時はそれが仇となり騙されたこともありました。
かなり読み応えがある本なのでウイスキー好きに関わらず読んで欲しい1冊です。
プロローグから凄いですよ。
なんと経営の神様である松下幸之助と鳥井信二郎ってお互い若い時に偶然出会っており、それから物語が始まります。
これは読んでいて鳥肌物です。
鳥井信治郎の方が年齢は上で、松下幸之助は経営者になっても鳥井信治郎のことを尊敬していたようです。
凄い話ですね。
■シングルモルトを愉しむ/土屋守
ウイスキー界の著名人である土屋守さんの本。
この1冊にシングルモルトの魅力がほとんど詰まってます。
とりあえず情報量が半端なく多い。
スコットランドの歴史、文学から蒸溜所の詳細、ウイスキーの製造工程まで完全網羅。
カラーでボトルと蒸溜所の解説があるのが嬉しいです。
土屋さんがウイスキーにハマるきっかけとなった初めてのアイラ島への訪問の話などのエピソードが所々にあるので楽しく読むことができました。
こちらの本はウイスキー検定の参考図書になっていますが、公式テキストより内容は濃い。
文庫本なので値段も安くお勧め。
■おすすめのウイスキー本まとめ
ウイスキーの本は探すと結構あります。紹介したのはごく一部で、あなたもお気に入りの一冊を見つけて、ウイスキーを飲みながら読んでくださいね。