2月といえばバレンタイン。チョコよりお酒という方もちょっと待ってください!ワインとチョコってよく合うんです!
目次
マリアージュの基本は?
食べ物とワインのペアリングのことをマリアージュと言います。まずマリアージュの基本は、“色を合わせる”こと。たとえば白身魚やホワイトソースなど白っぽい色の料理には白ワイン。逆に牛肉など赤っぽい色の料理には赤ワインが合うとされます。あとは重さで合わせることもあります。こってりした料理には同じくアルコール度が高く重めのワインを、さっぱりした刺身のような料理には、酸味が強く爽やかな白やスパークリングが定番です。食べ物とワインの産地を合わせたり、あえて正反対の味をもってくる合わせ方もあります。マリアージュはとても奥深く、想像以上の相乗効果が表れるのが楽しいですね。
チョコレートに合うワインは?
チョコレートとワインのマリアージュと一口に言っても、いろんなパターンがあります。赤、白、ロゼ、甘口…ワインにいろいろあるように、チョコレートにも大まかに言ってもブラック、ミルク、ホワイトがあり、ブラックでもカカオのパーセンテージで味は異なりますし、ドライフルーツやキャラメル、ナッツが入るとまた違った味になりますね。
マリアージュの基本から、ホワイトチョコに赤ワインは合いにくいです。赤ワインの風味が強すぎてホワイトチョコがもったいないことに。
1番ぴったりくるのは、ブラックチョコと赤ワイン。カカオと赤ワインには“ポリフェノール”という共通の苦み成分が含まれています。そのため味のトーンが合いやすいんです。
また、ナッツやオレンジピール、レーズンなどのドライフルーツが入ったものも赤ワインにぴったりです。というのもどれも赤ワインの香りによくあるものなので、香りから合わせていることになります。そうなるとすみれなどの花やコショウやシナモンが含まれるちょっと変わったチョコも赤ワインと合いそうですね。
その他のスイーツに合うワイン
味や香りの要素が似たもの同士が合いやすいということで、(その真逆のパターンもありますが、レベルは高め)チョコ以外でも赤ワインに合うスイーツはあります。たとえばキャラメルとナッツのタルト。チョコが濃厚なガトーショコラ。スイーツではありませんが、黒豆の甘い煮物も赤ワインに合いました。一方赤ワインに絶対合わなそうなのは、シュークリームやバタークッキー。
バレンタインにチョコと一緒に赤ワインも贈ったり贈られたりしたいですね!