イタリアのナチュラルワインで味、コスパともに最強といわれるIL VEI(イル ヴェイ)。特別な日に開けるもよし、デイリー使いするもよしの万能ワインです。
海外のナチュラルワインってどれを選べばいいの?とお考えの方にはまずイル ヴェイをおすすめします。
白、赤ともに種類が豊富で、どれを選んでも超フレッシュなぶどうの果実味が感じられます。ワイン初心者の方にも飲みやすいものばかりです。
普段は日本ワイン派のわたしもイル ヴェイは入荷をチェックして即ゲット。今回は初めて購入できたソーヴィニョンを開けてみます。
ソーヴィニョンは独特の爽快感が人気の品種。飲んでみた感想と自宅ごはんとのペアリングをご紹介します!
目次
イル ヴェイとは?
イタリア北東部エミリア・ロマーニャ州の小さな村にあるワイナリーです。夫婦で営む
地元密着型経営ため、生産量の大半を地元の人たちに量り売りし、リクエストのあった分だけをボトルに入れて販売しています。
日本にも限られた本数しか入ってこないので、すぐに売り切れてしまう販売店も。特にソーヴィニョンは入荷本数が少ないので見つけたら即買いの1本です。
ソーヴィニョンの味わいは?
色は美しい黄金色です!発泡はありません。
香りはさわやかでレモングラスを感じます。華やかさもあり、飲む前から幸せな気分に。
口当たりはソーヴィニョンらしいスッキリ感に、ほんのりと甘みもあります。見た目通りの透明感ある果実味がすばらしい!最後に広がるグレープフルーツのような苦味も心地よく感じました。
ソーヴィニョン独特のハーブ感が少なめのワインなのでとても飲みやすく、お家ごはんにも無理なく合わせられそうです。
ソーヴィニョン×野菜のおつまみ
まずは野菜のおつまみから。はちみつを使ったミニトマトのマリネです。
トマトの酸味とはちみつの甘さがワインと相性抜群!ソーヴィニョンのフレッシュ感が際立ちます。
ゴーヤと塩昆布のサラダはワインに合うように刻んだ梅肉で酸味をプラスしています。
塩昆布とソーヴィニョンの組み合わせを確かめるチャレンジメニューでしたが結果は大成功!
ソーヴィニョン独特の青っぽさが少ないワインなので塩昆布の旨味を邪魔しません。
ソーヴィニョン×ホタテのカルパッチョ
ホタテのカルパッチョは厚めにスライスしたものをさっと湯通し。こうすることで甘みが出ます。氷水ですぐに冷やし、隠し味に醤油をプラスして和風に仕上げました。
レモンの酸味とうまく調和してソーヴィニョンともバッチリ合います!
ソーヴィニョン×梅酢からあげ
こちらもワインを意識して酸味をきかせました。梅酢とは梅を塩漬けにしたときに出るエキスです。米酢に梅肉を加えたものでも代用できます。
醤油味のからあげよりもさっぱりしているのでワイン向きなおつまみになりました。ソーヴィニョンが脂をうまく流し、ワインもからあげもどんどん進みます。
鶏むね肉をカラッと揚げたものにパクチーとチリソースを添えて……なんてメニューもこのワインと合いそうです。
海外ワインを気兼ねなく普段の食卓に
今回は人気ワイン、イル ヴェイのソーヴィニョンをご紹介しました。
つい生ハムやチーズを合わせがちな海外ワインですが、酸味を加えたり、甘みを足してみたりというちょっとした工夫でいつものお家ごはんともうまくマッチします。
次回は「ソーヴィニョン×ポン酢で食べる常夜鍋」のペアリングを計画中です!