最近徐々に春めいてきてシュワっとした泡が飲みたくなる季節が近づいてきました♪
みなさんスパークリングワインワインといえば何を思い浮かべますか?
スパークリングワインは発泡性のあるワインのことですが、フランスのシャンパーニュ、イタリアンのプロセッコ、スペインのカヴァなど様々ですよね。
色々あってよくわからない!毎日シャンパーニュなんて開けられない!気軽においしい泡を楽しみたい~!私もその中の一人です!
そんな方々のために今日はその中からコスパスパークリングとして名高いカヴァについて。
目次
CAVAってどんなスパークリングワイン?
前述した通り、スパークリングワインには色々な種類がありますが、スペイン産のスパークリングワインのカヴァは1000円台~購入できる気軽においしく楽しめるコスパ泡!
カヴァのコスパの秘密はスパークリングワイン界の王様とも言ってもよいシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られているから。
瓶内二次発酵はワインを瓶詰する際に糖と酵母を加え、ゆっくりと時間をかけて発酵させることで炭酸ガスを発生させる製法のことで、最も手間とコストもかかる製法なんです。そしてこの瓶内二次発酵のおかげで特有の持続性のある泡のきめ細やかさが生まれます。
もちろんシャンパーニュと同じ製法といっても定められている熟成期間はNVシャンパーニュが最15か月、NVカヴァは9か月以上とカヴァの方が短いですが、気軽においしく楽しむには十分~!
カヴァに使用される品種はいくつかありますが、主要なのはマカベオ・チャレッロ・パレリャーダの3品種。マカベオは果実味をもたらし、チェレッロはしっかりしたストラクチャーを与え、パレリャーダは華やかさをもたらしてくれると言われていますが、ややこしいことはおいといて、、カヴァは果実味豊かで穏やかな酸味が特徴のいわゆるみんなが飲んでわかりやすくおいしいスパークリングワイン。
CAVAと楽しむお料理
そんなスペイン産スパークリングなので、やっぱりスペイン料理との相性もばっちり。
カヴァはサクッと揚げた揚げ物との相性も抜群なのでバルの定番料理、イカのフリットやクロケッタ(スペイン風コロッケ)なんかも最高!
カヴァのキリっとした泡がフリットやクロケッタの油をさらっと流してくれ、揚げ物の香ばしさとカヴァの持つ香ばしい香りが同調して素材の旨味を引き立てます。クロケッタはクリーミーなコロッケなので、カヴァの持つ穏やかな酸味と豊かな果実味がクロケッタのクリーミーさの余韻を更に引き伸ばしてくれますよ。
更に多くのカヴァは果実本来の甘さがしっかりあり、補糖をしていないフレッシュ辛口(Brut Nature)なものも多いので、実はお鮨や天ぷらなどの繊細な素材を生かした日本料理との相性もよし!
ちなみに私はBBQなどでガブガブ飲みたいな~ってときにはカヴァに(リスペクトをもって)氷を入れて楽しんだりもしてます。こうやって肩肘張らず色んなシチュエーションで楽しめるのもカヴァの魅力ですよね~。
お気に入りをみつけるヒント
最後に、求めているカヴァを選ぶちょこっとヒントです。
既にカヴァの熟成期間は最低9か月とお伝えしましたが、あと2タイプ熟成期間が長いカヴァもご紹介。ボトルにRESERVAと表記されているものは最低でも熟成期間15か月、GRAN
RESERVAは30か月以上の熟成のもの。熟成期間が短いものほどフレッシュ爽やかな味わいで、熟成期間が長くなるとよりきめ細やかな泡とクリーミーな味わいが楽しめます。一般的には価格も熟成期間が長いものほど高価に。
また、カヴァの糖分含有量(辛口~甘口の表記)は以下のように表記されています。
Brut Nature(ブリュット・ナチュール) | 残糖度3g/L未満 |
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Extra Brut (エクストラ・ブリュット) | 残糖度3g/L未満 |
Extra Brut (エクストラ・ブリュット) | 残糖度0~6g/L |
Brut (ブリュット) | 残糖度6~12g/L |
Extra sec (エクストラ・セック) | 残糖度12~17g/L |
Sec (セック) | 残糖度17~32g/L |
Demi sec (ドゥミ・セック) | 残糖度32~50g/L |
Doux (ドゥ) | 残糖度50g/L~ |
熟成期間×糖分含有量で色々飲んでみて自分の好きなスタイルを見つけたり、食事と合わせてみるのも面白いですよね。
私のお気に入りはやっぱり果実本来のおおらかさとアフターのドライさが魅力のBrut Nature!
皆さんもお気に入りを見つけて今年もおこもり飲み、外飲み楽しみましょう~★